常識破りの「空き家不動産」投資術 村上祐章著 を読みました。
こちらは空き家を借りて(通常は3年契約)、自費でリフォームして、借りた価格に少し上乗せして(それでも周辺の半額程度の家賃など格安で)貸すというビジネスモデルです。
基本的には入居者が現れてから持ち主に賃貸料を支払うという事です。
本人は宅建業違反にならないと書いていますが、微妙なところで、厳密には違反だと思われます。
リフォームは掃除が中心で、掃除しても綺麗にならないところは隠す・塗る。最高額10万程度でおさめる。
ボランティアを募って作業を任せる方法もあり(地域紙や町の広報誌で募集)
それ以上のリフォームは入居者の費用で入居者の希望通りで行う。
DIYの好きな入居者が集まりやすく、リフォームの工具は無償で貸す。
管理も自分でしているようです。
入居者募集は不動産屋を使わないで、近辺へのポスティング(写真や特徴をふんだんに入れる)やネット(ジモシティなど)や貼り紙を使って行うという事です。
敷金礼金は1か月でずつで礼金は、自分が受け取るとの事です。入居者との契約は定期借家契約書にして、大家との契約期間が終了する前までにします。
物件の鍵は物件のどこかに置いておき、場所を教えて内覧してもらう。
ペット可、無職、生活保護者・外国人も受け入れる
初期投資が少なく収入が入ってくる魅力的なビジネスモデルなのですが、持ち主に修繕費などの負担を求めないということなので、トイレや風呂などの水回りやエアコンなどが壊れた場合やや雨漏りの修理費の負担も自分が行うという事だと思うけど、その場合の修繕費は高額になるのをどうしているかは不明です。
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