南禅寺の紅葉 |
南禅寺は臨済宗南禅寺派の大本山で鎌倉時代に創建されましたが現在の建物のは江戸時代以降に再建されたものだそうです。南禅寺は日本最初に天皇・上皇の発願により創建された勅願禅寺で,室町時代には「五山の上」として、日本の禅宗のなかで最も高い位置の寺院でした。 南禅寺は東福寺,神護寺と並んで京都の紅葉の名所として有名です。 南禅寺には京都のお寺としては駐車場が大きいほうですが,駐車料金は高いですし,午前中のはやめに満車になってしまいます。南禅寺に行くには京都市営地下鉄東西線を利用して蹴上駅から徒歩(5分)で行くのが良いです。南禅寺の周辺には奥丹をはじめとし湯豆腐のお店が何軒かあります。 時間に余裕があれば、南禅寺から永観堂を経て哲学に道沿いを法然寺まで、ゆっくりと紅葉散策するのもお奨めです。 京都市左京区南禅寺福地町 南禅寺の場所はこちら |
南禅寺境内の紅葉 | ||
南禅寺の三門と方丈の間には大量のモミジがあり、見事です。南禅寺では琵琶湖疎水の一部であるレンガ造りの水路閣(すいろかく)周辺でも紅葉が楽しめます。このあたりの紅葉は無料で楽しめます。水路閣は明治時代にできたそうです。 | ||
南禅寺三門からの眺め | ||
南禅寺の三門は日本三大門の1つで22mの高さがあります。現在の南禅寺山門は江戸時代に建てられたそうです。石川五右衛門が歌舞伎で「絶景かな」と歌った眺めは確かに良く、近辺の紅葉状況を把握するには良いのですが、料金はちょっと高すぎです。 | ||
南禅寺の南禅院の紅葉 | ||
南禅院は南禅寺の境内にあり南禅寺発祥の寺院ということです。建物は江戸時代に再建されたそうです。 天龍寺庭園・苔寺庭園ともに京都3名勝庭園と呼ばれている南禅院の池泉回遊式の庭は鎌倉時代につくらえた庭でモミジが赤と黄色のコントラストが美しいです。南禅院には12月4日に行ったので、南禅院の紅葉のピークは過ぎていたようですが充分楽しめました。 |
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南禅寺方丈の紅葉 | ||
南禅寺の一番の見所と言われている南禅寺方丈は、それぞれ特徴のある素敵な庭がいくつもあり、これでもかこれでもかと追い討ちをかけます。南禅寺方丈にある狩野元信、永徳、探幽の襖絵も見事なものです。 大人500円でした。 | ||