安楽寺の紅葉 |
安楽寺は浄土宗の寺院です。鎌倉時代に鹿ヶ谷草庵が建立されましたが,後鳥羽上皇の側室だった松虫と鈴虫が、法然の説法に感動し法然の弟子の住蓮と安楽に出家受戒を願い尼僧になったため、怒った後鳥羽上皇により住蓮と安楽は打ち首の刑に処され、法然と親鸞も流刑になったそうです。その後,法然が流刑から戻って住蓮と安楽を供養するために,堂宇を建立し住蓮山安楽寺と名づけたそうです。現在の地には江戸時代に仏堂が再建され今日に至っているそうです。 安楽寺は哲学の道から程近い場所にあり通常は非公開ですが桜、ツツジ、さつき、紅葉の季節の土日祝日を中心に公開されています。安楽寺の紅葉に関しては、入口のところの階段から茅葺の山門までの紅葉が有名で、この区域は無料でいつでも見ることができます。安楽寺の有料区域はモミジが多くなく,紅葉の時期も遅めで公開時と見頃がずれてるそうなので,紅葉目的ではがっかりするかもしれません。 でも安楽寺では,拝観時には住職自ら安楽寺の説明をしてくれるそうです。 安楽寺は「真如堂前」バス停から徒歩10分か法然院町バス停から徒歩7分ですが、紅葉の時期は京都市街地を通る路線はあてになりません。南禅寺から永観堂を経て哲学に道沿いを法然寺まで行って、真如堂、金戎光明寺など、ゆっくりと紅葉散策することをお奨めします。 京都駅方面に帰るには、バスで最寄の地下鉄駅に行って、地下鉄に乗り換えることをお奨めします。 京都市左京区鹿ヶ谷御所ノ段町21 安楽寺の場所はこちら |