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京都大原地域の紅葉    


京都大原は三千院をはじめとし紅葉が美しいお寺が多いです。大原へはバス以外の公共交通機関は無いのですが、京都中心部を通る路線しかないので午後は時刻表は無いも同然です。朝早めに行くことをお奨めします。朝早くに行って,まだ三千院が開いていない時には音無ノ滝まで散策したり、寂光院まで足を延ばすのも良いです。三千院への参道の川沿いにもモミジが多く植えられていて美しいです。
大原へは京都観光一日乗車券900円(地下鉄、市バス、京都バス) を使うと京都駅からの往復だけで,元をとれるので,絶対にお奨めです。京都観光一日乗車券は早朝では京都駅の地下鉄乗り場の自動販売機で購入できます。
大原へはJR京都駅から京都バスで通常55分で行けますが,バスで早朝に大原に行こうということであれば、始発は四条河原町です。早朝は空いてるので四条河原町から大原へは46分で行けました。 大原から京都市街地に戻るバスは大変混みあいバスを待つ人で凄い行列でした。でも紅葉の時期は臨時便も出していてバスの本数も多いようです。それにバスに座れなくてもよい人は列に関係無しにバスに乗れるので、それほど待たなくても乗ることができるようです。 但し,帰る時に京都市街地に入ってからの渋滞が酷いので, 国際会館駅行きの京都バスに乗って地下鉄烏丸線に乗るか,京都駅行きの京都バスに乗って,途中で叡山電鉄(宝ヶ池)や京阪電鉄(出町柳駅)に乗り換える方が賢明です。地下鉄東西線(三条京阪)に乗り換える方法もありますが,三条京阪に行くまでに,すでに渋滞が始まっています。
大原の駐車事情ですが朝5時過ぎには、ガラガラだった駐車場も11時頃には満車状態でした。三千院近くで飲み物を注文したら無料で駐車し放題という喫茶店もありますし、その近辺の駐車場にも多少の空きスペースがありましたが、そこまでの道路は人がたくさん歩いていたのに加えて狭くて自動車が交差するのが、かなり難しい状況なので自動車で入っていくことはお奨めしません。 大原の駐車場は500円で時間制限無しの駐車場が多いので早く行って、ゆっくり見て周るのが良いと思います。
寂光院近辺の駐車場は300円時間無制限でしかも空いていました。大原に自動車で行って寂光院も見て周る予定でしたら寂光院近辺で駐車するのも良いでしょう。但し寂光院に行く道は混雑のリスクは少ないですが狭いので対向車との交差で苦労する覚悟は必要です。
大原は山の手なのですが、紅葉はそれほど早くはないようです。高雄や詩仙堂近辺より少し遅めのようです。


音無ノ滝

京都の音無ノ滝の紅葉の画像

京都大原に早朝に着き三千院の拝観開始時間まで40分くらいあったので音無ノ滝を見に行きました。音無ノ滝へは三千院から登り道15分程度のところにあります。登り道15分というのは、ちょっときついです。音無ノ滝へ行く途中に三千院の朱雀門など紅葉の綺麗なところもあり得した気分でした。音無ノ滝も美しくて良かったです。昔,僧侶が声明が滝の音で消されないよう呪文を唱え、水音をとめたという伝説から音無の滝の名がついたそうです。
三千院

京都の三千院の紅葉の画像

京都大原の三千院は天台宗の門跡寺院(皇室や摂関家の子弟が入寺する寺院)で平安時代に建立されましたが,度重なる移転の後,明治時代に現在の場所に移転されたそうです。三千院は大原で一番早い時間に拝観できる寺院です。三千院の拝観開始時間は通常は8時30分からですが紅葉の時期は少し早めに8時頃から拝観できるようです。 三千院の境内は広く、池や川や橋、庭園などがあり順路どおり周ればほぼ全部の場所を見学できます。三千院は場所によって紅葉の見頃の時期が随分違うので,かなり長い期間,紅葉を楽しめます。
来迎院

京都の来迎院の紅葉の画像

京都大原の来迎院は天台宗の寺院で平安時代に創建されましたが,現在の建物は鎌倉時代,室町時代に再建されたそうです。大原では来迎院と勝林院が最初に建立され,中心になって活動していたそうです。
来迎院は三千院から,さらに山の方に向ったところにあります。さらに山の方に向うと音無の滝があります。
来迎院は大原の中では紅葉の時期でも人が少なく静かに拝観できます。来迎院にはそんなに紅葉が多くないので紅葉目的で行くには向いていないと思いますが重要文化財の仏像や絵巻などが間近で見ることができます
勝林院

京都の勝林院の紅葉の画像

京都大原の勝林院は天台宗の寺院で,平安時代に創建されましたが,現在の建物は江戸時代に再建されたそうです。
三千院から奥のほうに進むと実光院・勝林院・宝泉院があります。実光院と宝泉院は勝林院の関連施設のようです。勝林院は紅葉の時期にもかかわらず,すいてました。勝林院にはモミジはそこそこありますが庭とかがあるわけでは無いので紅葉のある美しい景色を楽しむという面では物足りないかもしれません。

勝林院では仏像がすぐ近くで見られます。
宝泉院

京都の宝泉院の紅葉の画像

京都の大原にある宝泉院は天台宗の寺院で平安時代に大原の勝林寺の一部として創建されましたが,現在の建物は江戸時代に再建されたそうです。宝泉院は最初に座敷で抹茶とお菓子をいただきます。2005に新しく作った庭園「宝楽園は岩石と白い砂を中心に作られた宇宙をイメージした斬新な庭です。宝泉院には他に建物の中から見える2つの庭園「鶴亀庭園」と「額縁庭園」とがあります。鶴亀庭園は池のある庭園で落ち着いた庭園です。額縁庭園は抹茶とお菓子をいただける座敷から見える庭園で竹林とミミジと樹齢700年と言われる五葉の松の調和が見事です。
実光院

京都の実光院の紅葉の画像

京都の大原にある実光院は天台宗の寺院で大原の勝林院の僧院です。実光院がこの地に移転したのは大正時代になってからのそうです。実光院では近くの宝泉院と同様、抹茶とお菓子がいただけます。実行院では抹茶とお菓子の引換券がついてこないので、一番最初に,庭を見る前に抹茶とお菓子をいただくことになります。実光院の庭は広く滝と池のある池泉観賞式の庭園「旧普賢院庭園(契心園)」と池のある池泉回遊式庭園「旧理覚院庭園」があります。旧理覚院庭園には紅葉の時期に見頃を迎える不断桜もあります。 実行院では30分ほど滞在しました。
寂光院

京都の寂光院の紅葉の画像

京都大原の寂光院は天台宗の尼寺で正式には玉泉寺というそうです。寂光院は飛鳥時代に聖徳太子が父用明天皇の菩提を弔うために建立されたそうです。寂光院は平成になってから焼失しているので現在の建物は新しいものです。聖徳太子作と伝えられる重要文化財「六万体地蔵尊」は特定日だけ公開されているようです。
寂光院は大原の他のお寺とは方向が違い距離も結構あります。大原バス停から20分歩かないといけません。寂光院の参道が急な石段になっているのですが,石段の参道のモミジの紅葉も美しいので苦になりません。
大原周辺の紅葉

京都の大原周辺の紅葉の画像

京都大原は三千院をはじめとし紅葉が美しいお寺が多いです。朝早くに行って音無ノ滝まで散策したり、寂光院まで足を延ばすのも良いです。三千院への参道の川沿いにもモミジが多く植えられていて美しいです。

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