京都高雄地域の紅葉 |
高雄方面は京都の中でも紅葉が早い地域として知られています。数多くある京都の紅葉名所の中でも高雄地域の紅葉の美しさは随一だと言われています。高雄地域にバスで行くには京都市バス、JRバス、京都バス(紅葉時臨時の嵐山・高雄パークウェイ便)を利用できるのですが、京都観光一日乗車券で利用できるのは京都市バスだけです。京都市バスは通常は1時間に1便しか運行されませんが、紅葉の時期には臨時の便も運行されます。京都市バスは始発が四条烏丸からになりますので、京都駅からだと地下鉄で四条まで行って乗り換えになります。四条烏丸から高雄までは1時間ほどかかります。高雄地域には世界遺産の高山寺や西明寺、神護寺をはじめ清滝川の渓谷錦雲渓と清滝へ続く自然歩道など紅葉の見所が多くあります。紅葉の時期は西明寺や神護寺は早めに拝観させてもらえるようですから早朝のバスで行っても時間つぶしはしなくても大丈夫なようです。高雄地域の紅葉は京都の中でも紅葉の時期は早いのですが,高山寺の紅葉は時期が遅いので,高雄地域の紅葉名所の見頃を1度で楽しむことは難しいです。高山寺は紅葉の名所としては,西明寺、神護寺の魅力にかないませんので,高雄地域の紅葉を楽しむには西明寺と神護寺を見て周り,指月橋から清滝川下流の清滝橋にかけての渓谷錦雲渓を少し散策するというのが良いと思います。清滝橋から清滝への自然歩道は峡谷の奇岩などの見られて良いのですが,モミジは少なく途中結構急な階段や坂道が長く続くところもあり,相当きついです。ハイキング目的でしたら良いのですが,紅葉目当ての観光でしたら,避けたほうが良いです。 |
高山寺 | |
世界遺産に登録されている高山寺は真言宗の寺院で奈良時代に創建されましたが鎌倉時代に建てられた石水院以外の建物の多くは江戸時代に再建されたそうです。高山寺は同じ高雄の西明寺や神護寺と較べて紅葉の時期が遅いです。西明寺や神護寺が見頃を迎えても、高山寺はやっと色づきはじめと言う感じで、紅葉目当てに西明寺と神護寺の見ごろの時期に一緒に見て周るとがっかりさせられます。普段は高山寺に入るのは無料ですが紅葉時期だけ拝観が有料です。 |
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西明寺 | |
西明寺は真言宗大覚寺派の寺院で平安時代に神護寺の別院として創建されましたが江戸時代に再建されたそうです。 京都市バスの高雄バス停から162号線を高山寺方向へ少し歩くと高台から西明寺(さいみょうじ)と指月橋、清滝川が一望できます。西明寺は9時から拝観できるとされていますが、紅葉の時期には8時前から拝観できますので始発のバスを利用しても待たずに入れます。指月橋を渡り石段を登っていくと西明寺にたとりつきます。西明寺の境内はこじんまりしてるのですが紅葉の見所は、あちこちにあり、いっぱい楽しめます。 |
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神護寺 | |
神護寺は高野山真言宗遺跡本山の寺院で奈良時代の創建された神願寺と高雄山寺が合併した寺院ですが,弘法大師が真言宗の立教の基礎を築かれたところとして知られています。 京都で一番紅葉が美しいと言われている高雄方面でも紅葉のクライマックスは神護寺です。神護寺の境内は広く、ところどころに紅葉の見所があり見事というしかありません。でも神護寺に行くのには高雄バス停から神護寺参道まで10分程度歩いた後に、延々と続く急な階段を10分程度昇っていかないといけません。 |
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東海自然歩道と清滝 | |
高雄から錦雲渓を経由して清滝まで4km、清滝川沿いには東海自然歩道が整備されています。東海自然歩道は紅葉が美しいことでも知られていますが高雄や清滝と較べると見頃の時期が遅めになっています。清滝はかつて宿場町であった事をしのばせる町並みを残しており、紅葉の時期には大勢の人が訪れます。ただ、東海自然歩道を利用して清滝へ行くには傾斜がきつい坂もあるので覚悟がいります。 |
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