高台寺のライトアップの紅葉 |
高台寺は臨済宗の寺院で正式な名称は高台寿聖禅寺というそうです。高台寺は秀吉の正室である北政所(ねね)が豊臣秀吉の菩提を弔うために江戸時代に建立した寺院で当初は曹洞宗の寺院だったそうです。度重なる火事で創建時に建立した建物は一部が残っているだけだそうです。 高台寺は祇園から少し歩いたところにあります。高台寺に近づくと凄い列が続いていてびっくりでした。どこまで行っても列の最後尾が見つからないくらいでした。高台寺のチテットを持っていれば列をつかなくても早く入場できるようです。ここで高台寺のライトアップを並ばずに早く入場する方法があります。高台寺のすぐそこにある圓徳院と高台寺のライトアップの共通入場券というものが存在し、先に圓徳院に入り高台寺のライトアップとの共通入場券を購入すると列につくことなく入場することが可能です。当日は、高台寺に行く途中の道路で共通入場券が販売されてました。 圓徳院と高台寺の共通入場券は900円です。高台寺の入場券は600円で圓徳院の入場券は500円なので並ばなくても良いということを考えればお得だと思います。 高台寺に入って最初に見えるライトアップは高台寺と三洋電機株式会社の“共創”によるコラボレーションライトアップで勅使門と方丈前庭(石庭)を短時間で変わるいろんな色の映像でライトアップすると言う前衛的なものです。好き嫌いが分かれる風景ですが1度は見る価値があります。高台寺では三脚や一脚が使えないので撮影は難しいです。少し待って最前列に陣取り欄干にデジカメを固定して何枚も撮影しました。欄干にデジカメを固定して撮影しても綺麗に撮れるのは4枚に1枚程度です。夜景モードで撮ったのですが、ちょっと明るすぎたようです。夜景モードとプログラムモードの2つのモードで撮れば良かったと、ちょっと後悔しました。まだまだ修行が足りません。ちなみに三脚や一脚が使えないところでのライトアップをとる場合は小型のデジカメのほうが狭い場所でも固定しやすいので良いです。 次にはモミジが多く植えられている庭園のライトアップです。こういうライトアップはどこへ行っても見られるものですが美しいことには変わりありません。 その次には臥龍池のライトアップです。池が鏡のようになって紅葉が上下対象なって見えます。こちらもロープをかけてある杭にデジカメを固定して撮影しました。夜景モードとプログラムモードの両方を試しましたが全く違う画像が撮れました。 その他にも竹林のライトアップなどがあり高台寺のライトアップは本当にバラエティに富んだライトアップでした。高台寺に入館するときに駐車場のところから清水寺や京都タワーなど京都の市街地が一望できたので帰りに撮影しました。こちらは高台寺の境内ではないので三脚の使用ができました。 高台寺では2時間くらい滞在しました。高台寺に早めに入って良かったです。予定通りにしてたら、ゆっくりと全域を見まわることができませんでした。 高台寺のライトアップは日没後から22:00までで昼と夜の入れ替えはありませんが拝観コースが一方通行なので逆行はできません。 高台寺には、なんとか祇園まで行かないといけないのですが、紅葉の時期の祇園近辺は渋滞しますので、とりあえずは地下鉄で東山駅に行ってバスに乗るのが良いでしょう。東山三条バス停は便数が多いので、なんとかなると思います。京阪本線で祇園四条下という選択もありますが、京都観光1日乗車券の対象外になります。 京都市東山区高台寺下河原町526 高台寺の場所はこちら |
2014年に高台寺ライトアップに再訪しました。今回は早めにチケットを購入する作戦をとりました。拝観受付で先にチケットを購入しておく事は可能ですかと聞くと、チケット売り場で前売りのチケットを下さいと言ってくださいというので、その通りにすると一般入場券(通常と同額の600円)を渡してくれました。これで並ばずに拝観できます。 ライトアップは日没後ということでしたが何時からですかと聞くと17:00からライトアップは始まりますということでした。 少し時間が早いですが、高台寺は昼とライトアップで入れ替えが無いので、早めに入ることにしました。17:00頃に入館したのですが、行列をついて待っている人は、ほとんど少なかったです。拝観受付をしてすぐ入った所にベンチがあったので、暗くなるまで待つ事にしました。日の入は16:52のはずですがまだ明るかったのです。20分ほど待って入ることにしました。 高台寺の順路は一方通行で戻る事はできない構造になっているのですが、独特なライトアップが行われる方丈前庭に行くまでには暗くなり、ちょうど見頃になっていました。高台寺のライトアップは毎年内容が変わっているようですが、今年は傘を題材にしたライトアップで斬新な映像とのコラボレーションは行われていませんでした。ちょっとがっかりしました。その分、拝観者も少なくゆっくり拝観することができました |
||