常寂光寺の紅葉 |
京都の嵯峨野にある常寂光寺(じょうじゃっこうじ)は安土桃山時代に創建された日蓮宗の寺院です。藤原定家の山荘跡とされ,常寂光土に遊ぶような風情があることから名づけられました。常寂光寺の本瓦葺きの二層屋根の本堂は桃山城客殿を移築した建物で江戸時代に建立されたそうです。 常寂光寺の本堂へは茅葺の仁王門から急な階段を登って行きますが、このあたりから約200本の紅葉のトンネルを楽しめます。 常寂光寺の本堂から檜皮葺きの多宝塔まで登ると嵯峨野の町を一望出来ます。多宝塔の周辺にも真っ赤な紅葉があるので多宝塔と紅葉の調和も見事です。常寂光寺の敷地は広く、あちこちゆっくり散策できるのも魅力です。常寂光寺は嵯峨野にかけての最も紅葉が美しい寺院と言っても過言ではありません。 常寂光寺は京都バスの清滝行き・大覚寺行きか,京都市バスの大覚寺行きで嵯峨小前で降りて徒歩15分で行くことができますが、バスの便数も少なく、京都中心街を通る路線なので、紅葉の時期はあてになりません。早朝の場合はバスを利用するのも良いですが、午後は嵐山までJR嵯峨野線、京福電鉄嵐山線を利用して、嵐山から徒歩でゆっくりと嵯峨路を楽しむのが良いと思います。 JR嵯峨嵐山駅から常寂光寺へは徒歩20分で行けます。 京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3 常寂光寺の場所はこちら |