宝厳院の紅葉 |
宝厳院は臨済宗で天龍寺の塔頭寺院です。室町時代に創建されましたが現在地に移転再興されたのは平成になってからです。それまでは宝厳院の庭園は明治時代以降,個人の所有になっていたそうです。室町時代に作られた宝厳院の庭園は借景回遊式庭園で「獅子吼の庭」と言われています。宝厳院の庭園は岩から生えている破岩の松(現在は株と根だけが残っている)などが有名で,他にも獅子の形をした獅子岩や碧岩や響岩,三尊石など大きな奇岩があちこちに配置されていて水の流れや垣根との調和が美しいです。 天龍寺庭園をゆっくり見て周り、次の目的地の宝厳院に行ったのですが宝厳院の開園は9:00で40分程度時間がありました。一般客は待たないといけないのですがテレビ局の取材が入っていました。テレビ取材は全国放送だったようで家族も見ていたようです。 時間が勿体無いので、嵐山亀山公園の散策をして時間をつぶしてから宝厳院に行きました。 宝厳院は嵐山では随一の紅葉の名所だと思います。宝厳院の参道のモミジのトンネルは無料で見ることが出来ます。宝厳院の門前には嵐山羅漢が祀られています。 宝厳院は非公開でしたが2002年より春・秋の特別拝観日のみ一般公開されており,紅葉の時期には夜間ライトアップも拝観できます。 宝厳院へはJR嵯峨嵐山」駅から徒歩10分, 京都市バスの嵐山天龍寺前バス停から徒歩5分で行けます。紅葉の時期は午後は特に渋滞しますので、バスは避けたほうが無難です。 京都府京都市右京区嵯峨天竜寺芒ノ馬場町68 宝厳院の場所はこちら |