祇王寺の紅葉 |
祇王寺は平清盛がかかわる平家物語悲恋の祇王が住んだ尼寺で,昔の往生院の境内になります。往生院は平安時代に創建されるも,その廃れて,ささやかな尼寺として残り,祇王寺と呼ばれるようになったそうです。明治時代に一時廃寺になっていたそうですが大覚寺が再建し真言宗に改宗し,元京都府知事が嵯峨にある別荘の一棟を寄付し現在に至っているそうです。 祇王寺は竹藪を過ぎたところに茅葺きの門があります。祇王寺の庭園はそれほど広くは無いですが,苔むす庭と茅葺きの祇王寺の調和はとても美しいのです。ちなみに祇王寺のモミジは見頃でも黄色なので赤い紅葉を期待するとがっかりします。祇王寺の紅葉の時期は嵯峨野・嵐山周辺でも遅めです。 祇王寺は京都バスの清滝行き・大覚寺行きか,京都市バスの大覚寺行きで嵯峨釈迦堂前で降りて徒歩15分で行くことができますが、バスの便数も少なく、京都中心街を通る路線なので、紅葉の時期はあてになりません。早朝の場合はバスを利用するのも良いですが、午後は嵐山までJR嵯峨野線、京福電鉄嵐山線を利用して、嵐山から徒歩でゆっくりと嵯峨路を楽しむのが良いと思います。 祇王寺へはJR嵯峨嵐山駅から徒歩25分で行けます。 大覚寺というのもあり、お得です。祇王寺では3脚や大型カメラでの撮影は禁止されています。 京都市右京区嵯蛾鳥居本小坂町32 祇王寺の場所はこちら |
祇王寺の紅葉時期早めの(近辺は見ごろ)風景 | ||
祇王寺の紅葉時期見ごろの風景 | ||