2018年12月12日
今日、新着情報で、横山町で築99年の家が掲載されていました。
土地60㎡、駐車場無しで250万円です。
セットバック(道路が狭くて道路側の土地の部分は道路として没収されるので改築も新築もできない):要5.8m²、準防火地域、埋蔵文化財包蔵地(横山家屋敷跡)ということです。
接道幅2.9mなのでセットバック5.8m²だと2m後退しないといけません。
埋蔵文化財包蔵地の場合、発掘調査の費用を負担しないといけません。
43Eの地点ならセットバック分を減らして路線価230万円です。さすがにこれほど古いと、この建物で住むことはできないと思われます。
相変わらず、正確な住所も地図も掲載されていません。でも横山家屋敷跡で検索して場所を特定できました。
掲載の画像は外観一枚だけです。
専任媒介なのに、そこまで場所を隠さないといけないのかなあ?
やっぱり両方からの報酬を独占したいんだろうなあ。売主にとっては不利な扱いだと思うんだけどなあ・・・
SUUMO、不動産ジャパン、ハトマークサイトに掲載されていましたが、SUUMOでは築年数99年でセットバックの記載がありましたが、不動産ジャパンとハトマークサイトでは築67年でセットバックの記載もありませんでした。
2018年12月14日
後学のため、物件を見に行きました。
横山家屋敷跡には、そのような物件はありませんでした。
埋蔵文化財包蔵地(横山家屋敷跡)の区域は、かなり広いのかもしれません。
かなりあちこち探して周りましたが見つかりませんでした。
2018年12月27日
不動産業をやっている知人に住所を調べてもらいました。。
送ってもらった資料を見てびっくりしました。物件に面した道路が、自動車が通れない道路だという事です。
路線価は50Eなので270万円程度の土地です。
相続した関東在住の人が売りに出しているので、売主側に住所を隠す事情は全く無いと思われます。
売主は住所を隠して売りに出されている事を知っているのかなあ?
せっかくなので実際に見てきました。
物件の古さは判っていたのですが、さすがに自動車が通れない道路に面しているというのは無理って感じです。
改築するにしても、自動車で入れないというのでは大変ですし、そもそも自動車の通れない道路に面しているっていうのは、その一軒がセットバックしても再建築に大きな支障があるんじゃないかと思います。
2019年2月12日
ネットを確認したら、まだ売れ残っていました。
2019年6月28日
久しぶりにチェックしたら掲載されていませんでした。売れたのだと思います。
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