不動産投資 素人は今は手を出すな 桜木道順著 を読みました。
長年、不動産業に携わりながら、不動産投資を行ってきた筆者が、バブル崩壊・サブプライムローンを乗り越えてきた経験を書いた本です。
不動産事業にはキャッシュフローが重要。長い返済期間の資金調達が重要。築古物件や再建築できない物件の銀行からの返済期間は短い。
床下の調査は欠かせない。
2016年現在の市場には、素人が借金して購入しても「ババを引き、後悔するような物件」しか出回っていない。
大半の収益不動産は、この先5年前後(2021年前後)で必ず暴落する。
「今の東京一極だけの好景気の演出は、オリンピックの手前で破綻する」
不動産価格の変動は、過去を溯っても「東京から始まり、地方へ波及する」
投資不動産のウェブサイトをチェックすると世の中の情勢によって、供給する物件の微妙な変化を見る事ができる
これからは立地が最重要
銀行は土壇場で態度を変更するので、一般投資家は不動産購入では融資条件付契約にするのは必須
金融機関の人間が来ると必ず「抱き合わせ融資」の話をして、融資をしたければ任意整理の案件など「いい物件」を紹介てもらうようにする
ファミリー物件は空き室を埋めるのに時間がかかることが多いが、いったん入居すると平均6年位は入居する。
需給と供給のバランスが崩れると、たとえ駅近の物件でも、入居者の獲得に苦労する時代がすでに来ている
土地については地中埋設物に対しての特約を付けるのが無難
一人暮らし用でも居住面積は30平方メートル近くは欲しい
(表面利回り-借入金利 %)×借入年数 が200以上が望ましい。
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