日本少額短期保険協会の調査では、孤独死の平均年齢は59歳。発見までに平均40日前後かかるので、異臭騒ぎを起こしてしまうケースも珍しくない。同協会は孤独死の後片付けにかかる費用を試算していて、清掃代などに60万円を必要としている。こうした費用は保証人が負担することになっているが、実際は家主が払うのがほとんど。保証人と連絡が取れないことが多いからだそうです。
そういう場合に備えて、賃貸物件のオーナー向けの保険があります。アイアル少額短期保険の「無縁社会のお守り」、e―Net少額短期の「Re―Room」などがそれです。
「瑕疵(かし)物件になった際の家賃の値下げ、空室リスクの家賃保証をするものです。補償内容は各社によって違いますが、原状回復費用100万円や事故後の家賃保証200万円といった具合です。
借り主の側もまさかへの備えが必要。遺品整理代、葬儀代など100万~200万円ぐらいは用意しておきたいものだ。
「既往症があって保険に入るのが難しい人は、少額短期保険の葬儀費用保険がいいです。フローラル共済『フューネラルサポート絆』、SBIいきいき少額短期『あんしん世代』、メモリード・ライフ『葬儀保険』、NP少額短期『葬祭費用あんしんプラン』、ベル少額短期『千の風』などがあります。病歴があっても79歳ぐらいまで加入できます。中には99歳まで延長可能な商品もあります。
日刊ゲンダイの記事からです。
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