2007年3月18日
父親が亡くなって2ヶ月たったのですが、何故かここのところお通夜やお葬式に行く機会が連続してあり、自分の父親が亡くなって、いろんな経験しただけに、ご家族の気持ちを考えると本当に悲しいことですし、今までの出席とは違った視線で見ているような気がします。
お葬式で、参列者が葬儀場から霊柩車で遺体を運ぶのを見送るというのも知らなかったことですし。
それにしても、浄土真宗の葬儀といっても、いろいろな葬儀があります。
僧侶が1人の場合もあるし3人の場合もあります。白山麓などだと6人というのが当たり前のようです。
お通夜のお経の後の正信偈も本を参列者に渡して全員で唱和する場合や、知ってる人に唱和を依頼する場合や僧侶だけが唱える場合とか。でも最近は唱和を呼びかける場合が一般的なので、お通夜に参列する時には、正信偈の本を持っていれば持って行くのが良いみたいです。
告別式(葬式)に知人による弔辞を頼む式場もあれば、そういうのが無い式場もあります。
金沢では通夜での焼香は通夜が儀が始まる前にして、その時に遺族に挨拶をするのが一般的ですが、それまでに焼香の済んでない人は通夜のお経と正信偈の間に僧侶の休憩があって、その時間に焼香する場合もあるし、通夜のお経と正信偈を続けてした場合は、遺族の挨拶があった後に各自焼香することあります。
弔電については、1部だけ内容と差出人を披露しますが、残りの弔電については全部の弔電の差出人の名前を読む場合もありますし、省略する場合もありました。政治家の弔電を最初に読む場合もありますし、そうでない場合もあります。
参列する側からすると、1部だけ内容と差出人を披露して、残りの弔電については省略し政治家の名前は読み上げない方がスマートだと思いました。
告別式(葬式)の焼香順については親族の続き柄が近い人から焼香するのは、どこも同じですが、こちらも通夜で香典をいただいた人も含めて、順番を決めて名前を読み上げて焼香していただく場合や、親族の後は、数人の重要な参列者の名前を読み上げて、それ以外については名前を読み上げず座っている場所によって順番に焼香していただく場合もあります。
こちらのほうも参列する側からすると、数人の重要な参列者の名前を読み上げて、それ以外については名前を読み上げず座っている場所によって順番に焼香していただく方がスマートだと思いました。
名前を読み上げても誰も焼香せず、時間が空いてしまうのは、あまり良い光景ではないですし、最後の方に名前を呼ばれるのも、あまり気持ちの良いものではないような気がします。
死亡広告で供物や供花をお断りしますと掲載した場合(広告料は文字の行数によって決まるので、この文を入れるだけで広告料はかなり高くなります)お菓子や果物の籠は飾られていませんし、花の籠も、組合とか会とかの花だけで、親戚関係の名前の入った花は飾られません。
通夜や告別式(葬式)での親族の挨拶も喪主がする場合もありますし、喪主以外の親族がする場合もあります。
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