詩仙堂の紅葉 |
詩仙堂は江戸時代の漢詩の大家であり煎茶の開祖でもある石川丈山の山荘跡で,昭和58年に大本山永平寺の直末となり曹洞宗の寺院となりました。正式な名称は丈山寺といいます。 詩仙堂は凄い行列でした。でも5分待ち程度で入れました。詩仙堂では列を待っている間は竹林を楽しめます。詩仙堂から帰る時には入ったときより行列が長かったのですが、団体客がチケットを持っているからと言って行列を並ばずに入ろうとして詩仙堂の住職さんに怒られてました。添乗員の人が並ばなくても入れますと言ったらしいのですが、詩仙堂の住職さんは団体だからと言っても特別な扱いして優先して入れるということはないとピシャリと言われて団体客は列の後ろに並ばされてました。考えてみれば当然ですよね。 詩仙堂は砂と石との石庭を通って座敷のほうへ行くと座敷からは、紅葉の美しいモミジを背景に白い砂と綺麗に刈り込まれたつつじの庭園を見ることができます。詩仙堂では座敷からの庭園を見た後は一度外へ出て、別の入口から庭園に入ることができます。庭園には座敷からは見えなかった池などもあって変化に飛んだ景色を楽しめます。詩仙堂には30分程度滞在しました。 詩仙堂の近くには圓光寺、金福寺もありますので一緒に周るのがお奨めです。15分ほど歩けば曼殊院門跡、さらに20分ほど歩くと赤山禅院がありますので、ゆっくり散策するのも良いと思います。いずれも魅力ある紅葉スポットなので周る価値があります。 詩仙堂へは叡山電車の一乗寺駅から徒歩約20分もしくは京都市バスの一乗寺下り松町で下車して徒歩約5分です。 紅葉に時期には道路が混雑しますので,帰りには一乗寺下り松町バス停から岩倉操車場行き(10分毎に便あり)に乗って国際会議場で下車し地下鉄烏丸線を利用するのも良いですが,岩倉操車場行きは京都市街地を通って来るので時刻表通りにバスが来る保障がありません。 そういう意味では京都北部を巡回している北8系統の京都市バス(千本北大路行きは松ヶ崎駅前で下車,北大路行きは北大路駅前で下車 いずれも1時間に2便)に乗って地下鉄烏丸線に乗るのが最良の選択だと思います。 京都市京都市左京区一乗寺門口町27 詩仙堂の場所はこちら |