朝日新聞社の記事で、葬儀社によるお布施の手数料の記事が掲載されていました。
葬儀で僧侶を葬儀業者が手配するケースが増えていて、施主がお布施として支払った総額の75%を葬儀業者の「手数料」に設定していることを示す資料を朝日新聞記者が入手したという内容です。
2022年に首都圏の大手葬儀社から僧侶らに配られた「お布施額表」で
火葬式のみの直葬だと、遺族が支払う総額10万円に対し、お布施金額2万5千円、手配手数料7万5千円と記載されている。
ほかにも通夜なしの一日葬は20万円(うち手数料は15万円)
家族葬は30万円(うち手数料は22万5千円)
初七日や四十九日の法要は6万円(うち手数料は4万5千円)
「院居士、院大姉」30万円(うち手数料は22万5千円)
「信士、信女」4万円(うち手数料は3万円)などだそうです。
こうした状況は、当然に施主さんには知らされていない。
ネットやテレビで派手に宣伝する葬儀サービスの事業者が絡む料金のトラブルは少なくないという。 檀家から、ネット広告で「50万円」とうたわれた家族葬を契約したら、見積書の金額が4倍の200万円になっていたと相談された。僧侶が葬儀社と交渉すると、70万円まで値下がりしたそうです。
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