金沢の葬儀事情

父親が亡くなった事から、金沢の葬儀の事情に興味を持って情報を集めました

香典を受け取らない通夜

お世話になった人が亡くなられ,通夜に行ってきました。新聞の死亡広告で香典を辞退すると書いてあったのですが,一応,用意していきました。
香典を辞退する葬儀の場合は記帳しなければいけません。記帳に時間がかかるので列が結構長くなります。記帳を済ませると,焼香は後にするように会場の係の人に言われたので,そのまま着席しました。焼香を最初に済ませるのは石川県のローカルな習慣で,日本全国ではルール違反なので,こういうのが本来のやりかたなのだと思います。
最初に正信偈を唱和して,その後引き続いてお経が唱えられ,その後焼香して最後に親族の挨拶という順番でした。
浄土真宗本願寺派の僧侶による葬儀だったのですが,正信偈のイントネーションが大谷派とも西本願寺派とも違っていました。正信偈はゆっくり唱えられ通常より長かったのですが,引き続いて唱えられたお経は短かったので,結果的に通常と同じくらいの時間でした。

短時間に集中しての焼香だったので,親族への挨拶は基本的に無しという感じです。

故人の遺志により簡素な葬儀を心がけたということでした。

コメントする