先日、お世話になっているお方のお母さんがお亡くなりになり、福井市へお通夜に行ってきました。福井市のお通夜は金沢のように皆が揃って席に着き、お経があげられるという方式ではなく、参列者は受付をして、入口で参列者をお迎えしてる親族に挨拶して、焼香をして、そのまま帰るという方式です。一般的に通夜が18時30分だとすると、その時間の1時間前から通夜の時間までに焼香をすませるような感じのようです。そうは言っても時間過ぎても参列される方がおいでるので、すぐに切り上げるわけには行かないのですが、それでもだいたい通夜の時間の1時間後には切り上げるそうです。
福井市の通夜への出席は2度目だったので、そんなものかなという感じだったのですが、今回の葬儀について、香典や献花を固くお断りいたしますという葬儀だったので、そちらのほうに当惑してしまいました。前もって香典や献花を固くお断りいたしますということを聞いていたのですが、自分の父親が亡くなった時に香典をいただいていたので困ってしまいました。知人より、お通夜やお葬式に参列できないので香典を預かって欲しいと言われたんですが、香典を受け取らないと聞いていたのでお断りさせていただきました。
そうは言っても、香典を持参する人が多いようです。今回の葬儀では香典を持参した人には丁重にお断りしていたようです。。
香典や献花を固くお断りいたしますという葬儀でも、大多数の人が香典を持参されて、受付では、そのまま香典を受け取る例もあるようで、香典を持参しなかった時に肩身の狭い思いをしたという話も聞いたことがあります。一応は香典を用意するだけは用意していったほうが安心かもしれません。
香典をお断りいたしますという葬儀でも受付での記帳はあります。今回の葬儀では香典をお断りいたしますという葬儀でしたが、受付をすると会葬お礼を渡されていたようです。さすがにそれは受け取れないので受付はしないで親族への挨拶と焼香だけして帰りました。
後日、喪主のお方に、受付で香典を受け取らないことで、混乱は無かったですかと聞いたのですが、やっぱりどうしても受け取って欲しいと強行におっしゃるかたがおいでたということでした。
どうしても通夜や葬式に列席できないけど、弔意を伝えたいという場合に香典を届けてもらうということは、よくある事なんですが、今回の葬儀の場合、当惑された人も多かったようです。周り人に負担をかけたくないという優しいお気持ちで香典を辞退されたのだとは思いますが、葬儀って本当に難しいものです。
コメントする