能登島向田の火祭り |
能登島向田の火祭りは日本3大火祭りの1つで7月の最終土曜日に開催されます。能登島向田の火祭りは火の神を斎(いつ)き,その火によって夏熱暑毒の邪気を御祓いし無病息災を祈った祭りです。 能登島向田の火祭りでは伊夜比め神社から神輿を先頭に大小6台の車輪のついたキリコが約400m先の火祭り広場まで曳かれ,火祭り広場を7回周ります。神輿とキリコが退場した後,2箇所の置き松明に火がつけられ,その火から手松明に火をつけて柱松明のまわりを走ったり手松明を振り回したりしながら周ります。その時に,参加を希望する見学者にも手松明を渡され,地元の人と一緒になって火のついた手松明を持って周ります。能登島向田の火祭りの最大の魅力は観客も参加して楽しめるところなのかもしれません。 能登島向田の火祭りは県指定無形民俗文化財に指定されています。 |
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伊夜比め神社の境内に,大きいキリコ2台と小さいキリコ2台が夕方までに揃います。能登島向田の火祭りのキリコには車輪がついています。以前はキリコを担いで移動していたのですが,人手不足で現在は曳いて移動するようになったそうです。 キリコが曳かれる伊夜比め神社から火祭り広場の間は約400mですが,その間に地元の人たちが運営しているテントショップや業者の露天が並び,手製の行灯も灯されます。 会場の火祭広場には約30mの高さの柱松明が立っていて,周りには見学の人が入って良い区間を示す縄が張られます。火祭広場にはプレハブの簡易トイレが2台用意されていました。隣接の能登島向田火祭センターにも男女別のトイレが設置されています 19:45から20:00まで伊夜比め神社の境内のキリコの1台で,太鼓が打ち鳴らされました。20:00から伊夜比め神社内での神事が行われ20:15からは再び太鼓が打ち鳴らされ20:20から神社内から神輿が出てきてキリコの行進が始まりました。向田交差点で神輿の乱舞などが行われ400m離れた火祭広場までゆっくり移動し20:50には神輿やキリコが火祭り広場に入場してきます。火祭り広場は混雑しますが、向田交差点でのパフォーマンスが終わってから火祭り広場に向かっても最前列で見学することが出来るようです。神輿とキリコは火祭り広場の桂松明の周りを7回周るそうです。神輿の人は見学者にこれから運転する予定を聞いて,運転しない人にはお酒を振舞っていました。 21:30まで,松明の火がついてない状態でキリコと神輿の乱舞が繰り広げられました。 キリコと神輿が退場した21:40頃に,2箇所の置き松明に火がくべられます。その火から手松明に火をつけて柱松明のまわりを走ったり松明を振り回したりしながら一方方向に周ります。最初は地元の人だけがまわっていますが,途中から,見学者にも松明を渡して一緒に参加することを促します。松明は,たくさん用意されていますので希望者はほぼ全員参加することができます。 22:00を越えた頃に,参加者を再び縄の外に避難させ,いよいよ高さ約30mの柱松明に火をつけます。火が柱松明全体に及び,桂松明が倒れて能登島向田火祭りのクライマックスを迎えます。大松明の倒れた方向によって、豊漁・豊作を占うということだそうです。。また柱松明の先につけられている御幣を取ったものは延命息災が叶うと言われていて争奪戦が繰り広げられるのですが,今回は桂松明が倒れる前に御幣が燃えてしまいました。 22:20に柱松明の火の勢いが弱くなって火祭広場近くに待機していたキリコが戻っていきました。 |
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