山科の大桑層化石産地と甌穴 |
山科の大桑層化石産地と甌穴(おうけつ)は伏見川の仙人橋から上流側200mにわたり峡谷の岩盤の下部分が削られておわんのような穴になっている甌穴があちこちで見受けられます。岩盤のなかで柔らかい部分が激流や小石のうずまき作用で回転して削られたということです。このあたりの大桑層は2~300万年前は海底であったのが土地が隆起したためにできたものだということです。
甌穴は仙人橋からも見ることができますが、もっとよく見えるところがないか探してみましたが、上流に向って右側の道路を少し上がっていくとロープを張ってあって入らないようにしてありましたが歩道がありました。中に入っていくとすぐに行き止まりになっていましたが山科の大桑層化石産地と甌穴を見る観察所みたいになっていました。 上流に向って左側の道路を少し上がっていくと、そこにも歩道が出来ていましたが、そちらの歩道では峡谷を見るポイントは無かったのですが、用水の洞窟がありました。近くに芋掘り藤五郎の像がありました。仙人橋に近くに地図の立て看板があり、地獄谷とかの表示がありましたが、その地点には谷のようなものは見当たりませんでした。 山科の大桑層化石産地と甌穴は国の天然記念物に指定されています。 石川県金沢市山科町 山科の大桑層化石産地と甌穴の場所はこちら |