福井の食 美味しいランチ

福井の食べ物についてのブログです

魚竹別館・牡丹

今日は、魚竹別館・牡丹に行きました。
開店時間11:00の10分前に着きました。
なんか営業している感じは無かったのですが、開店時間まで待ちました。
開店時間になっても、開店しそうな感じがありません。
ひょっとして、もう開店しているのかなと思い、ドアを開けると鍵はかかっていませんでした。
でも暗いままです。大きな声で呼びかけましたが反応がありません。
とりあえず、外に出たのですが、諦めきれずに電話をかけましたが、電話にも出ません。
仕方ないので、諦めて帰ろうとした時に、お店の人が出てきました。

牡丹には予約してくる客がほとんどなので、今日はお客が来ないと思い畑に行っていたのだそうです。
お店のドアを開けると通知が行くようになっているのだそうです。

お店の電気をつけて、座敷のストーブをつけて案内されました。
当然のように牡丹ですかと聞かれたので、とっさに「はい」と答えました。
でも念のためと思い、ランチの小鍋でお願いしますと言い直しました。
メニューは出されませんでしたが、前もってホームページで、ジビエ焼肉セット2000円(ランチ20食限定)とジビエ小鍋定食(ランチ20食限定)があるのを知っていたのです。
ちなみに牡丹大鍋セットは5000円でした。

それほど待つことなく、固形燃料で炊く窯炊きご飯が出されました。15分で煮えるので、その後5分蒸らしてくださいと言われました。
お茶かジュースかどちらはいいですかと聞かれたので、お茶を頼みました。
部屋がまだ暖まっていなくて寒かったんです。
お茶と漬物が出されて、野菜がたっぷりの大きな鍋と、ジビエ(猪)の肉が出されました。

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小鍋のはずが、随分大きな鍋だったので、びっくりしたのですが、サービスという事でした。
それからずっと付きっ切りで給仕してくれ、いろいろお話をしてくれました。
猪の肉は、煮れば煮るほど柔らかくなるということでした。
白菜は、じっくり煮た方が健康にも良いという事でした。その他にもそれぞれの野菜の効能を説明してくれました。
時々、部屋からヤマガラ(鳥)が見れますという事でしたが、今日は現れませんでした。
猪とかは自家で狩猟して下処理も自家製ですかと聞くと、パックに入れられた肉を購入しているということでした。

取り皿に柚子風味の味噌が入れられていて、煮汁で薄めて付けて食べます。

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猪の肉は薄く切られていて、柔らかくて臭みも全く無く、美味しかったです。
でも豚肉でも薄く切られていたら、柔らかくて美味しかったと思います。

お替り用の味噌も用意されていて、食材はもちろん、煮汁も残さず全部食べました。

思いがけない事が起きました。固形燃料の燃え方が遅くて15分で燃え尽きるはずが、45分かかってしまい食べられるまでに50分もかかりました。
仕事のついでに寄ったので、かなり焦りました。
もう鍋は食べ終わってしまったので、御飯だけが残っても困るなあとも思っていたのですが、白米ではなく味が付いた釜飯でした。

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中に入っていたタケノコは硬めでしたが、とても美味しい絶品の釜飯でした。
もうこうなったら開き直ってご飯を楽しむことにしました。
鍋がボリュームあったのに加えて、釜飯もご飯茶碗2杯分あったのでお腹いっぱいになりました。

給仕していただいたので、最高に美味しい状態で料理を楽しめて良かったです。

食事を終えて、会計を頼んだのですが2420円でした。
料理が2000円で、消費税と席料(サービス料?)を加えて2420円ということでした。
ちなみにホームページのお品書きにはジビエ小鍋定食が2000円で税込みとも税抜きとも記載されていませんでした。
まあ、2420円以上の料理だったと感じたし、満足しました。

魚竹別館・牡丹の場所はこちら  福井県丹生郡越前町下糸生110−12

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