長寿寺の紅葉 湖南三山 |
長寿寺は滋賀県の湖南三山の1つで天台宗の寺院です。長寿寺は奈良時代に聖武天皇の勅願におり建立されました。国宝でもある長寿寺の本堂は鎌倉時代に再建されたものです。かつては三重塔もあったそうですが,織田信長により安土城山中の織田信長の菩提寺に移築されたそうです。 長寿寺では大きなグランドが駐車場になっていて,参道には地元の特産物のお店が並んでいました。試食もいっぱいあり,いろおなものを試食しました。帰りにおみやげを買って帰ることにしました。 もみじ祭りが開催されていて笛の演奏もありました。 500円を支払って長寿寺を拝観しました。 長寿寺の紅葉は少し遅いようで,11月20日に拝観したのですが,緑色のモミジが目立ちました。緑色のモミジが目立つわりには落ち葉が多かったです。モミジが赤くなる前に散っているようです。長寿寺のモミジの質は良くないようです。 長寿寺には国宝の本堂や国宝の仏像がありますが国宝の仏像は50年に1度だけご開帳があるそうです。本堂で女性の方が長寿寺の説明やその他の話をしていたのですが,とても有意義な話で聞き応えがありました。 湖南三山は平成16年に石部町と甲西町が合併して湖南市が誕生した時に,湖東三山の人気にあやかって,湖南市に奈良時代に建立された天台寺院で国宝に指定された建造物がある長寿寺,長寿寺,善水寺を湖南三山と称することになり、JRの協力もあってキャンペーンをはったことにより一挙に訪れる人が増えたそうです。一挙に増えた拝観料はトイレの整備や防犯カメラの設置,本堂の茅葺きの葺き替えなどに有効利用されているそうです。 長寿寺は亡くなった人を祀る菩提寺ではなくて,現世の事を祈願するために時の天皇・上皇の発願により建立された勅願寺なので葬儀などの法要は行わないそうです。そういう訳で葬儀の際のお布施などの収入がないので観光で訪れる人が増えて拝観料が入ってくることは大変ありがたいことだということです。祈願寺は専門があり,長寿寺は子宝・安産・長寿の祈願に対してご利益があるお寺ということでした。 帰りに千枚漬や赤かぶの漬物,柚子などを購入し揚げたてのコロッケを食べました。コロッケは熱々で美味しかったのですが衣が固くてちょっと残念でした。漬物は試食では美味しかったのですが,購入した漬物を家で食べたら,あまり味がしなくて美味しくは無かったです。こういうのは困ります。 長寿寺には1時間ほど滞在しました。 長寿寺では三脚を使用しての撮影は禁止されています。 滋賀県湖南市東寺5丁目1-11 長寿寺の場所はこちら |