比叡山延暦寺の紅葉 |
比叡山延暦寺は平安時代に最澄によって開かれた天台宗の本山寺院です。天台宗の寺院とはいえ、浄土宗の開祖法然、浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮などが修行した地でもあり、それらの宗派にとっても聖地であります。延暦寺では浄土宗の開祖法然、浄土真宗の開祖親鸞、臨済宗の開祖栄西、曹洞宗の開祖道元、日蓮宗の開祖日蓮にゆかりのものも展示されていますし、それらの開祖の説明の看板とかも掲げられています。 比叡山延暦寺の紅葉は、滋賀県や京都の他の地域の紅葉の見頃より早く11月中旬になります。今回は11月17日に行きました。 比叡山延暦寺は広くて3ヶ所に分かれているので、比叡山延暦寺を見て周るだけで一日かかります。 金沢西から敦賀まで高速道路で1時間40分かかり、 敦賀インターチェンジから国道161号線を通って延暦寺までは1時間20分かかりました。比叡山延暦寺に行くのは福井方面からだと奥比叡山ドライブウェイ(有料道路)を通らないといけません。 福井側から奥比叡山ドライブウェイに入って、東塔を見て、福井県側へ帰る場合は通常料金は3080円です。但し、奥比叡山ドライブウェイのホームページに割引券があり、通常料金3080円が2000円になります。 最初の料金所で通行券を受け取り、途中のチェックポイントを通る場合は自動改札をしなければいけません。通行料の支払いは、帰りに料金所を通るときに清算します。奥比叡山ドライブウェイにはモミジがたくさん植えてあって、とても美しいでした。ただ、敦賀あたりから平地で霧が多く、結局それは1日中続き、比叡山から見える天望はあまり美しく無かったです。 この時期敦賀から滋賀県にかけては霧が多いのです。奥比叡山ドライブウェイは自動車専用道路なので徒歩では通行できませんし、駐車できるところも少ないです。ですから奥比叡山ドライブウェイの美しい紅葉を、他の人に迷惑にならずに撮影するのは難しいです。今回補助席にいながら撮影したのですが、下山時のほうがカメラを空に向けていない分だけ綺麗に撮れるような気がします。 比叡山延暦寺の見所は、東塔(とうどう)、西塔(さいとう)、横川(よかわ)の3つの地域にわかれていて、拝観料700円で、全ての地域を拝観できます。但し宝物館だけは別料金になります。チケットは帰るまで捨ててはいけないです。 比叡山延暦寺の最大の見所は東塔地域になります。駐車所が一番混みあうのも東塔地域になるので、朝早めに行くのなら一番先に東塔地域を拝観するのが良いでしょう。東塔地域の駐車場は10:30でもう満車に近く、やっと駐車できるという状況でした。 東塔周辺は、さすがに最重要地域だけあって見所がとても多かったです。紅葉の見所は、それほど多くは無かったのですが、それでも延暦寺の3つの地域の中では一番紅葉が多かったと思います。 次に西塔に行きました。西塔は紅葉が一番少なかったです。少し離れたところに浄土院があるのですが、特に見所がある訳ではないので紅葉目当てでしたら行く必要は無いと思います 最後に横川地区に行きました。横川地区ではもみじ祭りが行われていて、無料の福引がありました。当たる確率も低いし、商品もっささやかなのですが、こういうのは嬉しいです。家族3人は全員ハズレでした。 もみじ祭りがあるくらいだからモミジがたくさんあるのかなと思ったのですが、それほど多くのモミジはありませんでした。延暦寺はドライブウェイは紅葉が美しいけれど、延暦寺の境内はそれほど紅葉の見所はないようです。特に美しい庭がある訳でもありません。 ただ、建物はりっぱだし、りっぱな仏像もあり、いろんなところを見ることができ紅葉以外の見所はあります。 結局、比叡山延暦寺には4時間滞在しました。食事は、どこも混んでいて行列になっていました。比叡山に入る前に道の駅マキノ追坂峠で鯖寿司を購入しておいたのですが、それでなんとか空腹をしのぎました。横川地区ではもみじ祭りが開催さていて食べ物の露店もでていました。 比叡山延暦寺の場所はこちら 滋賀県大津市坂本本町 |
奥比叡山ドライブウェイの紅葉 | ||
比叡山延暦寺東塔地域の紅葉 | ||
比叡山延暦寺西塔地域の紅葉 | ||
比叡山延暦寺横川地域の紅葉 | ||