鵜の瀬と白石神社 |
神宮寺から遠敷川の上流に向かって1.5km行った所に鵜の瀬があります。奈良時代に若狭神宮寺から東大寺へ行かれたインド僧実忠和尚が大仏開眼供養の指導の後、二月堂を創建し2月初日に全国の神々を召集するものの、若狭の遠敷明神だけが遅れて2月12日に参列されたことより、そのお詫びをかねて若狭より二月堂の本尊へお香水の閼伽水を送ることを約束したのがはじまりで鵜の瀬で3月2日にお水取りの行事が行われるようになりました。鵜の瀬の水中洞窟から奈良の二月堂はつながっており鵜がもぐって行ったとの伝説が残っています。鵜の瀬の水は名水100選に選ばれております。川の水を飲むのはちょっとという方には、近くの鵜の瀬公園に給水場が設けられています。ポリ容器1個に300円、ペットボトル4個に300円のステッカーを購入することで利用できます。 鵜の瀬公園に隣接する白石神社には、天然記念物の椿が群生しています。 鵜の瀬と白石神社の場所はこちら 福井県小浜市下根来 |