蘇洞門めぐりと若狭フィッシャーマンズ・ワーフ |
蘇洞門は小浜湾の内外海半島の先端に位置し、海蝕洞である大門・小門をはじめとし6kmにわたり奇岩・洞門・洞窟・滝などがあり若狭湾国定公園を代表する景勝地です。大門・小門をはじめとした蘇洞門の各スポットは一般的には陸上から行くことができなく、通常は若狭フィッシャーマンズ・ワーフから出航する遊覧船を利用しないと見ることはできません。そういうことで蘇洞門めぐりの遊覧船の料金も超強気な料金設定(2000円)になっています。蘇洞門めぐりの遊覧船は冬季を除いて1時間に1便出航して50分程度の遊覧です。 若狭フィッシャーマンズ・ワーフで蘇洞門めぐりの遊覧船の切符を購入して10分前の改札を待って列をつきました。列は団体用と個人用に分かれていて日曜日ということもあって団体客も多く、大勢の人が並んでました。蘇洞門めぐりの遊覧船を待っている時に船が帰港してきたんですが、船からは次から次へと人が降りてきて全員降りるのに10分程度かかっていたように感じました。団体は208名定員の50トン船の「第2わかさ」、個人は90名定員の19トン船「のちせ」に乗ることになったようで個人から先に改札が始まりました。俊は写真を撮るため蘇洞門めぐり遊覧船の客室の屋根の上の甲板の右前の位置を確保して準備万端です。蘇洞門めぐりの遊覧船に乗るときは絶対に右側がお奨めです。 ふと前を見ると定員18人という船の定格がついていたんだけど、パンフレットの説明には19トン船「のちせ」の遊覧船の定員90人・・・・なんと5倍の水増しがされていました。大丈夫なのかなあ? いざ出航したんですが、蘇洞門めぐり遊覧船のスピードの速いこと速いこと 前を向いて呼吸するのも辛いくらいの速さです。髪型は当然くちゃくちゃで両手を柵から離してカメラを構えるなんて至難の技です。幸い蘇洞門めぐり遊覧船の床に突起物があったので、そこに足を固定してなんとか撮影できました。 鎌の腰、二つ岩、地獄門、唐船島、網かけ岩、夫婦亀岩、白糸の滝など蘇洞門めぐりの目玉ポイントをテープの説明を聞きながら遊覧が続き、最後に蘇洞門の最大の見所の大門・小門です。門の奥には吹雪の滝が見え、いよいよクライマックスの船の桟橋に降りての大門・小門の見学です・・・・・ ところがなんと海の状態が不安定なので桟橋への上陸は中止とのテープでのアナウンス。う~ん、桟橋に降りての大門・小門の見学が一番の楽しみで高額の料金も納得してたのに、残念です。波も静かで、これ以上のコンデションは無いと思うくらいだったのに。あくまでも推測ですが大勢の団体客を乗せた208名定員の50トン船の「第2わかさ」も同じくらいの時間に出航したので、その関係で上陸を中止したんだと思います。 蘇洞門めぐりの遊覧船は切符を買う前に、桟橋に降りれるかどうか確認してから乗船するか判断するをお奨めします。 蘇洞門めぐりの遊覧船に乗る前に若狭フィッシャーマンズ・ワーフを見て周りましたが、福井県の主だったお土産は、ほとんど購入できます。但しフィッシャーマンズワーフの目玉であるはずの新鮮な魚介類については値段も高めですし、能登産の魚介類が販売されてたりして、ちょっといただけません。あくまでも観光客目当てのお土産屋という位置づけの施設のように感じました。 昼食は若狭フィッシャーマンズ・ワーフ近辺でと考えていたんですが、団体観光客向けって印象の強い若狭フィッシャーマンズ・ワーフは避けて「濱の四季」に行きました。「濱の四季」は若狭フィッシャーマンズワーフより奥のほうで御食国若狭おばま食文化館マーメイドプラザ(温浴施設もある)と道路をはさんで隣接しています。注文したのは焼鯖が入った濱のふるさと膳です。 焼き鯖、野菜の煮もの、酢のもの、小松菜のあえもの、焼き鯖汁、漬物、梅肉の入ったまぜ御飯でした。これで1380円は安いと思う。やっぱ小浜来たら鯖を食べないとね(笑)。さすがに焼き鯖は美味しかったです。なんともいえない深い味わいでした。その他の料理もはずれが無く、みんな美味しかったです。欲を言えば鯖寿司もメニューに入れて欲しかった。 蘇洞門の場所はこちら 福井県小浜市川崎1-3-2 公式サイトから遊覧船の割引券が入手できます。 |
大門・小門 | 大門・小門 | 大門・小門 |
三ツ岩 | 二ツ岩 | 鎌の腰 |
小山通洞 | 地獄門 | 唐船島 |
網かけ岩 | 網かけ岩 | 碁石浜 |
夫婦亀岩 | 白糸の滝 | アゴ越え岩 |