永平寺の紅葉 |
永平寺は修業の厳しい曹洞宗の大本山です。永平寺には現在も大勢のお坊さんが修業しています。永平寺は福井有数の観光スポットでもありますが、あくまでも修行の場なので、座禅や読経の時は、その部屋には観光客は入れなくなります。永平寺は紅葉の名所としても知られており、紅葉の見頃である10月下旬から11月中旬には紅葉目当ての観光客も大勢訪れます。 永平寺は入館チケットを自動販売機で買って靴はビニール袋に入れて入ります。入館チケットを出すとパンフレットがもらえ、最初にお参りの注意や永平寺の説明があって、あとは参拝順路に従って見て周ります。基本的に永平寺は境内を散策することは出来ません。おのおのの建物は廊下でつながっています。写真撮影は修業僧に直接カメラを向けない、絵などの作品を撮影する場合にはフラッシュを焚かないという以外には特に制約はないそうです。 永平寺の紅葉のモミジの数は、それほど多くはないけど、それなりに紅葉の美しいポイントはあります。永平寺の入り口から寂光苑に行く途中(徒歩で1分程度)に玲瓏の滝という滝があり、晴天の時には滝に日が当たり、滝のしぶきに虹がかかっているのが見えます。玲瓏の滝は無料で見れる場所で観光客もあまり見に行かないのですが、お奨めです。 永平寺に行く公共交通機関については2001年まで永平寺の近くまで鉄道(永平寺線)が通っていたのですが、現在は廃止されており、えちぜん鉄道勝山永平寺線の永平寺口からバスに乗り換えて行かなければなりません。福井駅から永平寺へのバス直行便も出ています。 車で行く場合、福井市街地から永平寺に向かう永平寺有料道路が2004年より無料になりアクセスが良くなりました。駐車場については永平寺のすぐ横にある公営の駐車場は500円なんですが、参道に多くあるお土産屋さんでは1050円以上のお土産を買ったら駐車代が無料(買わない場合は1時間半まで400円)になるので、そちらのほうをお奨めします。ゴマ豆腐やソバなど1050円で買える特産品のお土産があるので無駄な買い物にはなりません。 永平寺の場所はこちら 福井県吉田郡永平寺町 |