大安禅寺の花花菖蒲 |
福井市街地から越前海岸方面に向かって自動車で約15分のところに大安禅寺があります。この地は奈良時代に竜王山田谷寺が創建され門前市をなしていましたが、織田信長の越前攻略にあい滅ぼされました。その後約80年を経て江戸時代4代将軍徳川家綱の時期に、4代藩主松平光道が松平家の菩提寺として大安禅寺を建立しました。大安禅寺は臨済宗妙心寺派のお寺で、敷地は広く、いろんな種類の庭を楽しむことができます。大安禅寺は花菖蒲が楽しめるお寺としても知られており、規模はそれほど大きくは無いのですが休憩所が設けられたメインの花菖蒲園のほかに山の斜面にそって小さな花菖蒲園が散在しています。大安禅寺のメインの花菖蒲園には湧き水が流れていて、サワガニも生息していました。大安禅寺の花菖蒲は6月中旬から下旬に楽しめます。大安禅寺の花菖蒲園の場所から山のほうにかけて散策路が整備されており、「千畳敷」と言われている松平家永代廟所へ行くことが出来ます。笏谷石の石畳が1360枚敷き詰められていることから「千畳敷」と呼ばれていますが、さすがに広く、墓石の大きさもかなり大きいので圧倒されます。松平家永代廟所へ行く途中、ところどころに、もうすぐなので頑張ろうというような励ましの看板が設置されてますが、もう少しからが結構距離があり、きついです。 大安禅寺の本堂近くに大きな駐車場が整備されていて自動車で行くと通り過ぎて見落としかねないですが麓のほうには大安禅寺の山門があり近辺は独鈷水公園として整備されていますので見落とすのは惜しいです。 大安禅寺の参拝料は大人500円です。 大安禅寺の場所はこちら 福井県福井市田ノ谷町21-4 |