一乗谷朝倉氏遺跡は一乗谷城を中心にした城下町遺跡で昭和41年より発掘が始められ現在でも発掘と調査が続けられています。一乗谷朝倉氏遺跡は広範囲にわたっていて隅々まで見て周ると6時間以上かかるそうですが、短時間で見学する場合は朝倉館(あさくらやかた)を中心に朝倉館跡庭園、湯殿跡庭園、諏訪館跡庭園、南陽寺跡庭園などを散策して周るのが良いと思います。朝倉氏は室町時代の応仁の乱以降、越前守護代になり戦国時代に一乗谷を拠点として5代100年にわたり越前を支配しましたが織田信長との戦いに敗れ滅ぼされました。
一乗谷朝倉氏遺跡には、駐車場が散在して設けられていますが、京福バス停「武家屋敷前」の町並立体復原の駐車場が便利です。一乗谷朝倉氏遺跡は、遺跡跡散策や駐車場は無料ですが、武家屋敷・寺院・町屋・職人屋敷などが復元された町並立体復原は210円で、一乗谷朝倉氏遺跡資料館は100円です。町並立体復原と一乗谷朝倉氏遺跡資料館の共通券230円もあります。一乗谷朝倉氏遺跡に自動車で行く場合には一乗滝や石仏が見れる西山光照寺跡、盛源寺などに寄るのもお奨めです。一乗谷朝倉氏遺跡資料館にはレンタサイクルもありますので、この周辺をゆっくり見て周るには便利です。なお一乗谷朝倉氏遺跡では桜、新緑、紅葉、雪など四季折々の表情がありますので季節ごとに違った美しさを楽しめます。
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