高山寺の紅葉　　　　

世界遺産に登録されている高山寺は真言宗の寺院で奈良時代に創建されましたが鎌倉時代に建てられた石水院以外の建物の多くは江戸時代に再建されたそうです。高山寺は同じ高雄の西明寺や神護寺と較べて紅葉の時期が遅いです。西明寺や神護寺が見頃を迎えても、高山寺はやっと色づきはじめと言う感じで、紅葉目当てに西明寺と神護寺の見ごろの時期に一緒に見て周るとがっかりさせられます。普段は高山寺に入るのは無料ですが紅葉時期だけ400円かかります。高山寺の境内には鎌倉時代の建物として唯一残っている国宝「石水院」があり拝観には別途600円（2018年現在は800円）必要です。石水院は600円払って見るほどではないという情報は得ていたのですが、せっかく遠いところから来たんだからと入ってみたのですが、やっぱり特に見所もなく600円払ったことを後悔しました（笑）。高山寺には多くの文化財がありますが非公開になっていて展示はレプリカになっています。高山寺は高雄地方の紅葉の名所の中では比較的大きな駐車場がありますので，自動車で行く場合は高山寺に駐車して紅葉めぐりをするのが良いと思います。京都駅からだとJRバスの栂ノ尾（とがのお）・周山行きに乗車し、栂ノ尾で下車するのが一番近いです。京都観光一日乗車券を利用する場合は京都市バスを利用することになり終点の高雄バス停から15分程度徒歩で行かなければいけません。高雄地域に行く市バスは1時間に1便しか運行されていません。
京都市右京区梅ケ畑栂尾町8　　　　高山寺の場所はこちら