河内町福岡のカタクリ群生地 |
「うらら白山人」主催の「この世に咲いたカタクリ天国と里山遊び」に参加しました。 河内町福岡のカタクリ散策は、もともと4月5日の予定だったのが1週間延期の4月12日になったのです。それでもまだカタクリが咲いていないということで、参加料500円が無料になりました。 集落で自動車を駐車して、林道をのぼっていったのですが、キクザキイチゲやリューキンカ、タニツボスミレ、ネコメソウやショウジョウバカマ、エンゴサク、キケマン、カタバミ、コシノコバイモやエンレンソウが咲いていました。途中、山菜の説明もしてくれました。 その内、カタクリが少しずつ目に付きはじめました。ギフチョウもちらほら飛んでいました。 急に林の中に入っていくと、イワウチワがあちこちに咲いていました。とても美しい花です。広場があって、山野草やしいたけが栽培されていました。 しばらく行くと、いよいよカタクリ天国(カタクリの群生地)です。カタクリ群生地の周りは網がはられています。鹿や猪からカタクリを守るためとのことです。山の持ち主の方が野生のカタクリを守るため余計な樹木を伐採したり網をかけたり、いろいろ世話をしているそうです。あいにく今日は、ほとんどカタクリが咲いていなかったのですが、カタクリが満開になると一面がカタクリでいっぱいになるそうです。 カタクリ天国の100mほど下のほうにも斜面になったカタクリ群生地があります。写真を撮るには、こちらのほうが綺麗に撮影できるそうです。 カタクリは陽があたって20℃くらいになると咲くそうです。カタクリで葉が1枚だけの場合は、その年には咲かず、葉が2枚のものは咲くそうです。 カタクリ天国から林に入って行きました。ギフチョウが卵を産み付けるカンアオイの葉がありました。落ち葉を避けるとカンアオイの花が見えました。林の中ではロープをつかんで降りたり、登ったりするところもありました。春蘭も少しだけ咲いていました。 再び道路に出ると、カモシカがいました。 10:00に出発して、定刻の12:00にスタート地点に戻りました。カタクリの群生は見れませんでしたが、とても有意義な散策でした。 当日はカタクリがほとんど咲いていなかったけど、満開の状態を見たいので、ひとりで見に来ても良いですかと聞くと、良いですということでした。山菜が獲れる時期になると、道を鎖をはって塞ぐそうですが、花を見に行くだけなら、鎖を外して、中に入って、また鎖を戻しておいてくれれば良いとのことでした。カタクリ天国のすぐ横まで自動車で行けるということでしたが、道路状態も良くないので、自動車では途中の河内地区簡易水道上水道の建物あたりまで来て、他の自動車が通るのに邪魔にならないように、停めておいて、あとは歩いて行くのが良いと思います。それでもすぐの場所にカタクリの群生地があります。 4月20日に再訪しましたがやっぱり林道の入口に鎖が張られていました。鎖を外して、カタクリの群生地に行きました。カラクリは満開状態でした。イカリソウも見られました。 2016年からは予約制で、決まった時間にまとまって見学するシステムになったようです。駐車場問題からの措置のようです。 |
この世に咲いたカタクリ天国と里山遊び | ||
河内町福岡の山野草 | ||
キクザキイチゲ | ネコメソウ | キケマン |
タニツボスミレ | ショウジョウバカマ | リューキンカ |
エンゴサク | カタバミ | エンレンソウ |
コシノコバイモ | 春蘭 | カンアオイ |
イカリソウ | イワウチワ | イワウチワ |