飛騨高山旅行記(日帰りドライブ版) |
前回の飛騨高山の旅行(JR乗り放題券使用)で、すっかり飛騨高山を気に入った俊と家族は、今度はドライブで飛騨高山を訪れる事にしました。1度行って飛騨高山の状況もわかっていたのと、自動車での移動ということでかなり自由な計画を組めました。 |
金沢から東海北陸自動車道で白川郷へ |
朝7時に金沢を出発し金沢東インターから小矢部砺波JCT経由で東海北陸自動車道を通って白川郷I.C.まで約1時間で着きます。小矢部砺波JCTから白川郷まで朝早いこともあって対向車線でも他の自動車にほとんど会わないほどの空きぶりでした。ちなみに小矢部砺波JCTから白川郷までは高速道路でありながら、最高速度70km/hで片側1車線で中央分離帯も無いという珍しい高速道路です。高速道路代2050円。能登海浜有料道路のほうが、よっぽど高速道路らしいです。五箇山を過ぎるあたりから合掌作りの家が、ところどころ見えました。白川郷I.C.付近には白山スーパー林道の出口もあります。 |
白川郷の合掌作り集落 |
白川郷に8時に着いてまずは萩町城跡展望台へ行きました。標識があるので判りやすいですが、途中狭い道路があるので混雑時は大変だなと思いました。萩町城跡展望台へ向かう途中の道路にも合掌作りの建物がいくつかあるんですが、停車しづらいので写真が撮れなかったのが残念でした。8時10分に萩町城跡展望台に着きました。萩町城跡展望台はお土産屋さん(レストラン、宿泊もあるようです)の一角で私有地のようです。展望台から見える合掌作り集落は見事な風景でため息が出ました。さすが世界遺産だけのことはあると思いました。白川郷へ着た時には外せないポイントです。しばらく見とれていて合掌作り集落へ寄ったのですが、朝早いにもかかわらず結構見学者がいました。間近に見る合掌作りも見応えがありますが、飛騨高山の予定もあったので早々に出発しました。 |
白川街道(国道156号線と国道158号線)を通って飛騨高山へ |
白川街道は信号がほとんど無く飛騨高山まで、ほとんどノンストップで行くことが出来ます。白川街道は庄川沿いを通っていて、川・ダム・湖・滝などとても綺麗な景色に囲まれたドライブコースです。いたるところが観光スポットのような感じで通り過ぎるのが勿体無いくらいです。白川郷から東海北陸自動車の飛騨清川I.C.まで白川街道を利用して1時間程度ですが東海北陸自動車道が前線開通したら20分程度で行けるようになるんでしょうね。飛騨清川I.C.から飛騨高山の市街地までは20分です。結局金沢から飛騨高山まで移動時間は2時間20分程度ということになります。 |
リスの森とまつりの森 |
リスの森のリスはお昼はリスの数が少ないと聞いていたので高山に入って真っ先(10時)に行ったのですが、それでもリスの数は少なかったです。リスのいる施設は20m×35mの金網のゲージで、思ってたよりずっと狭かったのでビックリしました。またリスの森のシマリスは人に懐いていないので、餌(100円)を買っても、そんなに食べてくれません。世界のリスも1種類しか見れなくてがっかりしました。料金は内容から考えて高すぎかなと思ったのに加えてホームページでは入場料600円になっているのに実際には700円で、ちょっと納得できませんでした。併設されている飛騨山野草自然庭園は季節がら(5月中旬)多くの野草が咲いており楽しめました。 まつりの森は高山祭りミュージアムと世界の昆虫館「ちょうの館」と茶の湯美術館などがあります。地中半円球ドームの高山祭りミュージアムの入り口近くに巨大な太鼓が置いてあり自由に鳴らせる事ができます。弱く叩いても大きな音が出るのでびっくりしました。高山祭りミュージアムの中に進んでいくと高山祭り屋台が展示されています。照明をおとした館内で祭り屋台の照明をつけ夜の高山まつりを感じさせてくれます。時間ごとに、いろんなからくりの動くところを見られます。祭り屋台の豪華さに圧倒されます。飛騨高山には他にも高山祭り屋台が展示されている施設はありますが、まつりの森が一番楽しめる施設のような気がします。 同じ敷地内には世界の昆虫館「ちょうの館」があり、蝶を中心とした標本の展示やシマリスやうさぎと触れ合える施設も併設されています。シマリスやうさぎと触れ合える施設はリスの森よりも狭いですがシマリスが人間に懐いているので楽しめます。足からよじ登って服の中に入ったりするくらいです。子供より大人に懐いているような気がします。駄菓子・せんべい作りの体験コーナーもあります。高山祭りミュージアムと「ちょうの館」の両方に入ると1時間30分程度かかります。 |
徒歩で古い町並み散策 |
前回はレンタサイクルを利用して古い町並みを散策したけど、今回は2回目ということでポイントを絞って散策するという事や、自動車で付近まで行くという事で徒歩で周ることにしました。駐車場は陣屋近辺よりかじ橋近辺のほうが空いているということなのでかじ橋近辺の市営かじ橋駐車場を利用しました。30分150円です。俊は6人乗りのライトエースで行ったんだけどギリギリセーフでした。ハイエースだと駐車場に入れないということです。 本当は宮川の朝市にも行きたかったんですが駐車場に着いたのが12:30だったのでダメでした。朝市は6:00~12:00までです。次回は必ず朝市を体験しようと思ってます。飛騨高山の古い町並みに着たら、まず食べることが優先の俊の家族です。まず最初に高山で一番美味しいと言われているラーメン屋(中華そば?)「そばのつつみ」に入りました。カップヌードルのような麺でした。550円 次は二四三屋の「みたらしだんご」60円、じゅげむの「牛串焼き」200円、牛玉屋の「牛玉」650円と周ってお腹は満足。 菓子谷松の「こくせん」、漬物のたま井やでお土産を買いました。両店とも試食がありました。 駐車は1時間30分で450円でした。レンタサイクルより安く済ませられるね。 |
飛騨の里通り・四季の丘の飛騨高山テディベアエコビレッジと高山美術館 |
飛騨高山古い町並みから10分程度の飛騨の里方面の四季の丘へ。四季の丘には飛騨高山テディベアエコビレッジ、高山美術館、世界のアンティック木の国館、飛騨の里など観光施設がいっぱいあります。息子と嫁さんと母親を飛騨高山美術館で下ろして俊と娘は飛騨高山テディベアエコビレッジへ行き、待ち合わせは1時間後に高山美術館のショップでということにしました。飛騨高山テディベアエコビレッジについては娘が前回も訪れたんですが、どうしてももう一回行きたいというので俊が同行することにしました。飛騨高山テディベアエコビレッジは1903年に作られたオーストリアの貴族が所有していた貴重なベアをはじめとして動くベアなど約800のテディベアが展示されています。どのテディベアも可愛くて俊もとっても楽しめました。飛騨高山に来たときの定番になりそうな予感です。 無料で入れる隣接のリトルベアカフェ&ショップではテディベアに関する可愛いグッズが盛りたくさんで見ているだけでも楽しいです。娘は当然のごとく、い~っぱい買い物したようです。 息子と嫁さんと母親が行った飛騨高山美術館はガラス工芸品が主な展示で、素敵な展示物があるけど、規模が小さくて入場料1300円(割引で1100円)というのは高すぎると、とても不満だったようです。民間の施設では仕方ないのかなと思うけど、損した気分。 |
宇津江四十八滝 |
飛騨高山から国道41号線で飛騨古川へ向かう途中、山のほうへ入ると宇津江四十八滝があります。飛騨高山からは35分程度です。駐車場から一番上の滝まで880mで1周1時間ほどのハイキングになります。そのコースでは13の滝が見られます。山道なので、それなりに急勾配ですが、次から次へと新しい滝に出会えますので苦になりません。途中で引き返すことは出来ますが家族連れでも充分に周れます。その美しさは全国自然100選地に選ばれるだけのことはあります。ふもとに日帰り温泉施設もあります。 清掃協力金が大人200円(小中100円)ですが自動発券機が設置してあるだけですので払わなければ払わないで済みますが、ちゃんと払いましょう。8:00~17:00までです。 |
飛騨古川 |
飛騨高山から国道41号線で富山に向かって30分くらいのところに飛騨古川があります。NHKの朝ドラ「さくら」で有名になっった飛騨古川は素朴な町です。午後5時を超えると、ほとんどのお店が店を閉めてしまいます。駐車場は少ないのですが古川町役場前に1時間100円の駐車場があります。飛騨古川駅近くに無料駐車場の看板も見ましたが場所は確認しませんでした。古い町並には揚げたての美味しいコロッケが食べられるお店「ひだコロッケ」や素敵な手作りのガラス細工が売られてるお店「うまのけ」もありました。飛騨のお土産に地酒「蓬莱」も買ってきました。 |
国道41号線、北陸自動車道で金沢へ |
飛騨古川から北陸自動車道の富山I.C.まで1時間15分程度かかります。信号がほとんど無くてノンストップで一気に行けますが途中の景色は、そんなに良くないです。富山に入って富山I.C.までの途中に回転寿しのお店があったので入りましたが値段も手ごろで魚も結構良かったです。富山I.C.から金沢東I.C.まで45分程度で着きます。高速道路料金は1750円と行きに使った東海北陸自動車道(白川郷I.C.~金沢東I.C.)より安いです。金沢から飛騨高山への時間はどっちのルートを使っても同じくらいの時間です。 |