春の高山祭 |
春の高山祭「山王祭」は日枝神社(山王様)の例祭で毎年4月14日、15日に行われます。2007年の春の高山祭は土日に重なって多くの人で賑わっていました。 高山に近づいてきてFM(76.5MHz)を合わせると、高山祭専用の番組があって、駐車場の混み具合とか祭の進行状態とか放送されていて、とても参考になりました。ただ、携帯電話のワンセグのFMラジオには、76.5MHzの局が登録されていなかったので自動車の中だけしか聞けませんでした。14日(土曜日)は天気が微妙で、春の高山祭の開催が心配されていたのですが、少し遅れながらも予定通り開催されることになりました。 春の高山祭のパンフレットも事前に入手していたので、とても役立ちました。 14日の高山祭からくり人形の実演(からくり奉納)は11時と15時に行われるということで14時には臨時駐車場(花里小学校駐車場)に入りました。ちなみに15日にも、高山祭からくり人形の実演(からくり奉納)が10時と14時に行われます。高山祭の臨時駐車場は1回1000円ということで長時間駐車するには便利です。市内の駐車場は時間制のところと1回に駐車料金が決まっている駐車場がありますが、時間制の場合、ゆっくり高山祭を見てたら駐車料金も馬鹿になりませんし、1回の料金が決まっている駐車場は1500円だったりするので、臨時駐車場はある意味では安いと言えるかもしれません。高山祭の臨時駐車場から市街地までシャトルバスが出てたらもっと良いのですが。 高山祭の臨時駐車場に着いてから「からくり奉納」まで時間があったので日枝神社に寄ってきました。少し登ったところに神社があります。高山祭だからといって、特別に賑やかなわけでもなかったです。 日枝神社から古い町並みのほうへ向かっていくと神明町通りに何台もの高山祭の屋台が展示されてました。屋台が止まっているので近くで見ることも出来ます。この屋台は夜になると提灯がつけられ高山陣屋前近くの中橋を起点に町を巡ります。 からくり人形の実演(からくり奉納)がある高山陣屋前(お旅所前)に行ったら、もう凄い人が集まっていました。高山陣屋前(お旅所前)の広場には三台の屋台が並んでいました。なんとか逆光になりにくい場所を確保して「からくり奉納」が始まるのを待ちました。高山陣屋前(お旅所前)のビルからは警察が見張っていて、スリに注意するようにというアナウンスがありました。 三台の屋台によるからくり奉納は順番に15分ずつあり、ただ単に動いて踊るだけでは、なく変身とかトリックみたいな場面もあり見事なものでした。見る価値充分です。 からくり奉納が終わっても大勢の人が残っていたので、何があるのかなと思っていたら、本町通りのほうから御巡幸が通るということでした。神輿や雅楽、武士など数百人のが町を練り歩く御巡幸が、ちょうどからくり奉納が終わった時間に高山陣屋前を通るのです。このタイミングの良さは絶妙で飽くことなく祭りを楽しめます。ちなみに御巡幸は日枝神社から家々を巡り高山陣屋前(お旅所前)が終点となり、翌日15日は逆の経路で日枝神社へ戻ります。 御巡幸が終わってから食事に出かけたのですが、神明町通りのほうに向かうと屋台の曳山を見れたのかもしれません。ちょっと後悔しました。 食事を終えて、高山祭の夜祭を見るために再び陣屋前に行ったのですが、すでに人だかりで写真撮れそうな場所がなかなか見つかりませんでした。なんとか撮影の場所を確保して夜祭を見ることができました。高山祭の夜祭は高山陣屋前(お旅所前)近くの中橋を起点とし町を巡って各屋台蔵へと帰っていきます。高山祭の夜祭は本当に綺麗でした。 結局、日中に屋台を曳くのを見そびれてしまいましたが、高山祭のいろんな場面が見れて、とても有意義でした。 高山祭は内容がバラエティに富んでとても良い祭りです。高山祭は1日ずっと滞在しても飽きることなく楽しむことができます。 岐阜県高山市八軒町 |