郡上八幡の水のある風景

郡上八幡は街中に用水が流れており、水のある風景があちこちで見られる町です。郡上八幡の職人町・鍛冶屋町の通りからちょっと小路に入ったところに宗祇水という名水がわきでているところがあります。宗祇水では湧き水の源泉近くは飲み水、ちょっと離れた場所は果物などを冷やす場所、もっと離れた場所は洗濯をする場所と水を有効に利用しています。宗祇水のすぐ横の小駄良川では川の中の石を磨いている人がいました。鍛冶屋町の通りを過ぎると宮ヶ瀬橋に着きますが吉田川の上流を望む風景は、とても美しいです。宮ヶ瀬橋を渡ると「やなか水のこみち」という玉石を敷き詰めた小道に水路が流れる古い町並みがあります。雰囲気の良い場所です。「やなか水のこみち」沿いには美術館や資料館など観光施設が並んでいます。その中でも「心の森ミュージアム遊童館」では水野政雄氏の木ぼっくりの人形が展示されており癒されます。吉田川の上流には新橋がかかっていますが、この橋の水深は深く、夏になると子供達が12mの高さの橋から川へ飛び込んで遊ぶ姿が見られます。新橋から上流にかけて吉田川に沿って「いがわこみち」があります。「いがわこみち」は両側が石垣や塀に囲まれた狭い歩道ですが、脇を水量の多い用水が流れていて鯉が泳いでいたりします。この用水は洗濯物のすすぎや野菜洗いなど生活用水としても使われていて、洗い場の小屋があちこちに建てられてます。新橋から安養寺を経て郡上八幡博覧会に向かう柳町の通りも用水の流れる古い町並みがあります。
岐阜県郡上市八幡町
郡上八幡のやなか水のこみちの場所はこちら　　　郡上八幡のいがわこみちの場所はこちら


郡上八幡　宗祇水


郡上八幡　吉田川にかかる宮ヶ瀬橋から見える風景と小駄良川


郡上八幡　やなか水のこみち


郡上八幡　いがわこみち



郡上八幡　新橋からの風景

郡上八幡　柳町の通りの用水

郡上八幡　その他の水の風景