白山登山の初心者のための基本情報 |
白山登山のピーク時(7月上旬~10月中旬の毎週金曜日~日曜日及び祝日)には市ノ瀬~別当出合間(約6km)のマイカー規制を行われ路線バスを利用することになります。ちなみに白山室堂では雑魚寝で1人当たり60cm幅のスペースで寝なければいけません。 白山の高山植物を目的とした場合には別当出合を基点として4時間30分で砂防新道を登り室堂で一泊し、観光新道で3時間かけて下山するコースが人気です。白山で高山植物が見えるピークは7月下旬から8月上旬で、この時期は女性を中心に人気を集めています。 白山の夏の高山植物 |
市ノ瀬でシャトルバスに乗って別当出合まで | ||
白山の高山植物が見頃の時期はマイカー規制で市ノ瀬~別当出合間はマイカー規制が行われ,市ノ瀬で駐車し別当出合まではシャトルバス(約20分間隔)を利用することになっています。自家用車で白山へ行く場合は別当出合へは2時間30分以上はかかるようです。 北鉄では白山登山バスというのも運行されているようです。白山登山バスの最初の便は金沢駅5:30出発で別当出合7:40着になってました。他の便は金沢駅6:45出発で別当出合8:55着,金沢駅7:30出発で別当出合9:45着です。 2:30に起きたので予定より早めに金沢を3:20に出発しました。 5:15に市ノ瀬に着きましたが,駐車場はかなり混雑していました。白山の高山植物が見頃の時期は7:00に市ノ瀬だと駐車場が満車で,手前1kmくらいのところで駐車しないといけなくなるようです。市ノ瀬ではAUの携帯電話では電波が届かないので注意が少ないです。NTTドコモでは通話が可能です。 市ノ瀬ビジターセンターではフロントに頼めば白山のパンフレットがいただけます。地図とか,いろんな案内があって便利なパンフレットですので貰っておきましょう。。 市ノ瀬駐車場のすぐ横にある永井旅館では日帰り温泉があるということなので帰りに利用すれ人も多いそうです。 市ノ瀬から別当出合のシャトルバスは20分間隔ということでしたが,白山の高山植物の見頃の週末という超混雑期はバスの本数が多く,お客がいっぱいになる度に出発しているようです。 市ノ瀬から別当出合まで20分かかって6:00に別当出合に着きました。 別当出合はトイレや水場がたくさんあり,自動販売機もありました。自動販売機の清涼飲料水はちょっと高めでした。 朝は別当出合の休憩所は開いていますが案内カウンターは閉まっています。 |
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室堂での宿泊 | ||
11:30に白山室堂のビジターセンターに到着しました。うすい霧がかかり周りが何も見えないので,白山室道のビジターセンターの宿泊予約が始まる12:00まで,白山室道のビジターセンターで待つことにしました。 白山室堂からAU携帯電話をかけてみましたが,電波の届く範囲外で繋がりませんでした。NTTドコモでは通話が可能です。白山室道のビジターセンターには公衆電話はあります。 12:00を過ぎてしばらくして受付をしました。先に支払いをして部屋に案内されました。 白山室道には4つの宿泊棟があり,受付順に男性も女性も関係なく部屋を割り振られるようです。食事券もその時に渡され,夕食券には夕食の時間帯が書いてありました。16:40から17:00が割り当てられた時間帯でしたが,こちらも受付順で早く受付した人は早く食べるようになっているようです。 御前荘という宿泊棟に案内され,ベットの寝る位置を指定されました。宿泊棟には雨天のみ乾燥室が稼動して備え付けのハンガーに乾燥する衣服をかけて乾燥します。大勢の人が利用するので,衣服が乾いたら早めに取り込むよう言われました。身体が冷え切った人は,乾燥室に入って暖をとっても良いようです。高山植物の見頃の週末は混雑してハンガーが足りなくなるので心配な人はハンガーを持っていったほうが良いかもしれません。ちなみに御前荘の乾燥室は乾燥能力が低く、ほとんど役に立ちませんでした。 宿泊の部屋は両側2段ベットで40人部屋と100人部屋がありました。早めに受付すると2段ベットの下を利用でき,遅めの人は上の段を利用することになるようです。 1人分の幅は60cmです。枕と毛布が2枚用意されていました。枕元に荷物の置く場所が2段になっています。下の段の人はリュックサックは足元の通路に置いていました。そういう訳で早めに宿泊受付をしたほうが良いようです。消灯は20:30だと説明があり,朝は8:00に片付けに来るので,それまでに部屋をあけておくように言われました。 水場や,トイレは宿泊棟の外に,ゴムサンダルを履いて行きます。トイレは男女別にわかれていて数も多いのですが,朝などは大便の場所は行列になります。大便は当然水洗トイレではなく,お尻をふいたトイレットペーパーは前においてある四角い箱に入れます。朝には前に使った人のお尻を拭いた使用済みの紙が山盛りになります。大便が終わると足元のボタンを数回押すよう説明書きがありました。 室堂の宿泊棟では同室の人に,徳島県や島根県や福井県や埼玉県など,いろんなところから来ている人がいました。県外の人は,いろんな山を登っているけど,白山ほど登山道が整備されている山は無いと言っていました。 宿泊者は7月末と8月初旬の土曜日がピークのようです。ちなみに当日は室堂だけで640人の宿泊者がいて,翌日の日曜日でも500人の宿泊者が予定しているということでした。南竜山荘やテントでの宿泊者を含めると白山に1000人ほどの人が宿泊するということでした。 夕食は宿泊受付順に時間が決められます。 食事の時間(16:40)になったので室堂ビジターセンターの食堂に行きました。食事前に缶ビール(500円)を買いました。缶ビールの缶は持ち帰らないといけないということでした。室堂の夕食は,ゼリーのデザートまでついている,ちゃんとした定食で,ご飯と味噌汁はお替り自由でした。テーブルには漬物やふりかけやお茶のポットが置いてあって自由にとれるようになっていました。なかなか美味しい食事でした。 18:00に宿泊棟に戻ると,もう寝ている人も多く,することも無いので翌朝のご来光に備えて寝ることにしました。歯磨きを済ませて,翌朝に備えてヒートテック上下を着て,フリース,ジャケット,カメラベスト,デジカメ,LEDヘッドライト,帽子を枕元に備えておきました。 睡眠薬を飲んで,携帯電話の音楽を聞きながら眠ろうとしたのですが隣の人の鼾が半端じゃなく凄かったので,なかなか眠れずアルバム4枚分聞いてしまいました。最後は防音耳栓をして浅いながらも眠りつくことができました。 食事は6:00から始まるので,朝食を食べに行きました。朝食もちゃんとした食事で,ご飯と味噌汁はお替りが自由でした。テーブルにはお茶のポットと梅干とふりかけと海苔の佃煮が置いてありました。 室堂ビジターセンターに8:00に行きましたが特にチェックアウトの手続は必要が無いようです。 |
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南竜ヶ馬場のロッジでの宿泊 | ||
南竜ヶ馬場のロッジは1軒屋に2部屋あって各部屋別々の入口がついています。南竜ヶ馬場のロッジ入るとすぐには土間(玄関)になっていて,ハンガーをかけるフックが3つありました。ただ,ハンガーはありません。突き当りが戸の無い押入れがあり,正方形の簡易畳が10枚,敷き布団が5枚,枕が5個,毛布が3種類で合計20枚はあったと思います。居住スペースは板の間で6畳以上あって,最大5人泊まれるのですが3人だと,かなり余裕があります。基本的には室内での火気使用は禁止です。コンセントはありません。蛍光灯があり,日没後3時間までは使用できるようです。蛍光灯は朝には使えないようです。 南竜ヶ馬場のロッジから炊事場・トイレは近いです。トイレにはトイレットペーパーがあり,使用後のトイレットペーパーは便器に捨てます。ちなみに室堂では使用後のトイレットペーパーは箱に入れるようになっていて,使用済みのトイレットペーパーがうず高く積み上げられます。 雨が落ち着いていたので,13:00に別山方面の湿原を散策することにしました。少し急斜面の下山がありますが,距離はロッジから近いのです。南竜山荘に泊まったら,是非散策することをお奨めするポイントです。 ビールはアサヒとキリンがあり350mlが500円,500mlが700円,ジュースは250円でした。ついでに,高山植物の観察会の集合場所を聞きました。高山植物の観察会の集合場所は南竜山荘の休憩舎のすぐ下だということでした。高山植物の観察会は15:00と16:00の2回行なわれます。 南竜山荘の夕食は,ハンバーグがメイン料理で,野菜の煮物,イカの煮物,漬物,千切りキャベツ,御飯,味噌汁がついていました。登山で,これだけの食事ができるとはありがたいです。 南竜山荘で乾燥室に干しておいたものを回収し,6:00に南竜山荘で朝食をとりました。朝食はオムレツ,漬物,野菜の煮物,御飯,味噌汁がついていました。御飯はおかわり自由ということでした。 南竜山荘の乾燥室は乾燥力が弱いです。昼に干しておいたものでも朝にまだ乾燥していない物もありました。 |
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御前峰での御来光 | ||
御来光が見えそうな時は朝4時頃に太鼓が鳴ります。ご来光の予定時間は4:58ということでした。ただ,人数が多いので4時過ぎに出発では頂上までたどりつけない可能性もあるということでした。 2:00頃に目がさめて,そのまま横になっていたのですが2:30ごろから周りの人がモゾモゾしはじめて,部屋を出て行く人もいたのでトイレにいってオシッコをしてうがいをしてきました。水場に居た人に今日は日の出が見えますかねと聞くと判らないけど空に星が出てますよと言っていました。確かに星がいっぱい見えました。 3:00にはリュックをかついで出て行く人も何人かいたので出発することにしました。 結構冷えていたので,上下ヒートテック,長袖Tシャツ,フリース,体操ズボン,薄いジャケットでも暑くはありませんでした。当然真っ暗なのでLEDヘッドライトをつけての出発です。 白山神社の前に行くと出発するグループがいたので着いていくことにしました。途中で休憩されて,お先にどうぞと言われて,先に行くことになりました。すぐに先ほどのグループが見えないほどに離れてしまいました。そこで気づいたのですが,前にも後にも誰も歩いている人が見えません。真っ暗な山の中たった1人で心細くなりました。空気が薄いせいか,重ね着しすぎたせいか息苦しくなって何度も休んで3:50に頂上に着きました。 頂上は風が強めでしたが,雲の上から山峰が出ていてオレンジ色の線が出来ているのがはっきり見えてご来光が見えるのだろうと期待できました。白山山頂近くにある白山神社奥宮では,テントを張ろうとしている人がいました。山頂には,まだ誰もいなくてどこでも場所取りし放題でした。でも日の出がどちらから出るのかも判らないので場所取りのしようが無いです。人が来たので太陽がどちらから出るのか聞いたら室堂とは逆方向で山峰の見えるあたりかららしいと教えてくれました。 それで一番撮影しやすい場所に待機していました。次に来た人が白山山頂の杭の裏側に場所取りをしていたので,そちらのほうが良さそうですかと聞くと,風があたらなくて待機しやすいということでした。 確かに1時間も風に吹かれて待つのはきついということで移動しました。その場所は岩陰にかくれていたので風が当たらなく待っているのが苦になりませんでした。その時点の気温は13℃くらいでしたが,風が当たるので体感温度はかなり低く感じました。 4:10くらいまでは,人が少なくどこでも好きな場所を確保できる状態でした。時間がたつうちに霧が出てきて雲行きが怪しくなりました。日の出前から周りは随分明るくなってきました。日の出があってから明るくなってくるのだと信じていたので意外でした。 日の出近くなると神主さんが万歳のしかたの説明や日の出についての説明をしはじめました。今日は雲が厚いので実際の日の出は終わりましたが,日が出てくるのが見えるのは少し遅くなりそうだと言う事でした。霧が深くなって日の出が見えるのを諦めていた時に急に霧が消えだして真っ赤な太陽が少しずつ登っていくのがはっきり見えました。それと同時に周りの景色がオレンジ色に染まり,輪郭がはっきり見え出してきました。日の出を撮り終えてから池など周りの景色も写そうと思っていたのですが,日の出が終わると間も無く霧がかかってしまいました。その間5分程度でしたがまさしく奇跡のタイミングでした。 日の出を待っている間に,霧が風に飛ばされてデジカメのレンズが曇りました。頻繁にカメラの曇りを取るためにレンズを拭いていました。デジカメのボディにもすぐに水滴がたまりました。 撮影が終わって周りを見渡すと凄い数の人が頂上に上がってきてて,身動きできない状態でした。せっかく頂上まで登ってきたのだからと霧が収まるのを待って,いろんなところの撮影をしようと思っていたのですがなかなか霧が消えなく諦めて下山しました。頂上は5:35に出発して室堂に着いたのは6:15でした。 |
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室堂近くの展望台でも御来光を見る事ができます。景色も良いので山頂まで行く体力の余裕の無い人も日の出時(5:00前後)には展望台に行く事をお奨めします。 |
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高山植物の見頃の白山登山での宿泊予約について | ||
白山室堂の予約も南竜山荘の予約も4月1日の朝9時から開始します。 4月16日に電話したところ第一希望の7月24日は白山室堂と南竜山荘ともに予約でいっぱいでした。 第2希望の7月31日は白山室堂は満室で南竜山荘は少しだけ空いていたので予約しました。 ちなみに白山室堂と南竜山荘の予約情報はインターネットでも調べることができるようです。 http://www.kagahakusan.jp/file/murodou/yoyakujoukyou.html http://www.city-hakusan.com/stay/yoyakuzyoukyou.htm 満室の場合でも1ヶ月前ごろから,キャンセルによる空室が少しずつ出てくるようです。 6月25日付けの更新で室堂の7月24日に空き室が出てましたが1日で満室に戻りました。 7月14日付更新の室堂で7月31日の空き室がでてました。結局,白山室堂の7月31日の予約をとって,南竜山荘の予約はキャンセルしました。こちらも2日で満室になりました。 7月22日更新の白山室堂で7月24日,31日ともにの空き室がでてました。ギリギリでもなんとかなるものですね。 翌年南竜馬場のロッジの予約をしましたが4月1日の9:00から何度も電話をして,やっと10:40に電話がつながりました。それで無事,予約がとれました。南竜ヶ馬場のケビンは1室で5人まで宿泊可で3人以上だと安上がりで,しかも南竜山荘より広々と眠れます。ただ,南竜ヶ馬場のケビンから食堂のある南竜山荘までは,それなりに離れています。 翌翌年に白山室堂の予約をしようと思っていたのですが4月1日に忘れていて、2日に電話をしましたがもう満室でした。南竜山荘はまだ空いているようでした。 |
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登山初心者が後悔しないために用意が必要な服装・持ち物など注意点 | ||
週間天気予報や当日の天気予報を見て,完全に安心しきっていたのですが,小雨が降っていました。一応は雨天のための準備はしておいたのですが,あくまでも一応という程度だったので,愕然としました。 しばらく待っていると雨がやんできたのでレインコートを脱いだのですが内側がかなり濡れていました。安物のレインコートは通気性がないので,汗が蒸れて水分が溜まるんです。 山の天気は油断できません。居住区域で天気でも雲があると山では霧になりますし,山は天気が変わりやすく雨も降りやすいです。 天気予報が良くても雨具は必ず用意して行きましょう。レインコートは通気性があって湿気を外に出して,外からの水は中に入らない素材のものが必要です。できればゴアテックス素材のものが望ましいです。 別当出合で歩いていたら滑ってしまって,靴の選択を間違ってしまったことに気づきました。靴はアシックスのハイテラックというタウンウォーキングシューズで足の負担を軽減する性能は抜群ですが滑りにくいという意味では物足りないのです。帰りは地面が濡れていたので,履いていた靴は滑りやすく気疲れしました。帰りは下が濡れてると一層滑りやすくて危険です。 翌年、滑り難さ優先で冬用のカジュアルな底の固い靴を履いて行ったのですが、足への負担が大きく下山の時にふくらはぎの痛みが酷くなって、横向きでしか降りれなくなりました。 そういうことを考えると登山靴を購入するしかないということになります。こればっかりは足に合わないと具合が悪いので、実際に履いて購入するのが良いでしょう。 狭くて片側が崖になっている登山道で下が崖になっている側とは反対側を通っていたら,斜面にリュックサックがあたって,幅の広いリュックサックを持ってきた事に後悔しました。着替えやら食物やらいっぱい入るので大きなリュックサックを持っていったのですが,他の人の持っているリュックサックを見ると,みんな縦長のリュックサックを持っていました。しかも持っていったリュックサックは肩に全ての重量がかかってくるタイプのものだったので肩も痛くなってきました。登山に行くときには,縦長の登山用のリュックサックを持っていくのが良いです。 汗をかくと下着がビチャビチャになるので下着は即乾製のものが良いです。 高山植物の見頃の時期は天気が良いと日焼けがひどいです。日焼け対策は考えておいたほうが良いでしょう。 補助食として栄養ゼリーを持っていきました。栄養ゼリーはつるつると飲めるので良い感じです。疲れていてもゼリーなら食べられるので良いです。 ご来光を見に行く場合は気温が低く風が直接あたり,より寒くなる事もありますので,ヒートテックやフリースなどを用意したほうが良いです。夜明け前は暗いのでLEDヘッドライトが必要になります。 将来的に登山する事があるかないかは別にして,下着,靴,雨具,リュックサックは登山に適したものを持っていくことを強くお奨めします。ただでさえ,登山に馴れていなのに,道具が登山に不向きだとそれだけ過酷な登山になるということです。 登山は,それなりに道具が必要になるので初期にかかる費用は馬鹿になりません。 |
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「いしかわ県民大学校」の「別当出合~室堂間,別当出合~南竜ケ馬場間 自然観察会」 | ||
「いしかわ県民大学校」の受講案内に,「別当出合~室堂間,別当出合~南竜ケ馬場間
自然観察会」という企画がありました。石川県自然解説員研究会が主催ということでした。 白山の高山植物の見頃の時期の白山登山を案内してくれる企画で,これならひとりでも行けると思い石川県自然解説員研究会に連絡をとってみました。 そしたら,白山への交通機関や白山の宿の手配は各自が行って白山への登山時と下山時の案内をするという企画でした。白山に登った後は,「白山室堂・南竜 自然観察会」という企画もあって現地でお花畑を案内してくれるということでした。すべて無料でやっているとのことです。こういう活動を全部ボランティアで行っているというのですから凄いことです。特に申し込みなどは必要なく,当日別当出合に出発時間に集合するだけとの事です。 「いしかわ県民大学校」の企画は白山室堂と南竜山荘の場合で別に出発します。 南竜山荘の場合は別当出合の休憩舎を8:00に出発で,翌日は南竜山荘を9:00出発というスケジュールです。 白山室堂の場合は別当出合の休憩舎を7:00に出発で,翌日は室堂を9:00出発というスケジュールです。 当日は6:00に別当出合に着きました。 白山室堂行きの自然観察会の集合時間の7:00までには1時間ありましたが,待つことにしました。 7:00まで待っていたのですが,自然観察会の案内が無く,それらしい人もいなく別当出合の休憩舎の事務所も開いていなかったので聞きようも無く,仕方なく団体さんに行き先が白山室堂であることを確認して付いて行くことにしました。 室堂の宿泊棟で15:00に高山植物観察会のアナウンスが放送され,出かけました。集合場所の室堂前の神社で,自然観察会の人を見つけ,今朝は別当出合から室堂への案内は無かったのですか?と聞きました。そしたら,自然観察会の人は7:20頃に別当出合に着いて8:00頃まで待っていたというのです。元々,県外の人でバスを利用した人を案内するという意味合いもあるので始発バスに乗っても間に合わない時間設定することは無いというのです。通常は8:00前に出発するそうです。 いしかわ県民大学の紹介内容に誤りがあったようで,今まで,そんな掲載があったということを自然観察会の人も全然知らなかったということでした。 特に事前申し込みも無く,現地集合なのに時間を間違えて掲載するなんて,あまりにも無責任です。石川県のする事はあてになりません。ちなみに,いしかわ県民大学は石川県教育委員会の管轄のようです。 今朝の経緯を説明すると申し訳無いと謝っていただいて,明朝の下山時にはお願いしますと頼んでおきました。時間の確認をすると,いしかわ県民大学の紹介では9:00だったのですが,もう少し早めになるかもしれないけど,ちゃんとアナウンスをするので安心してくださいということでした。 翌日,室堂ビジターセンターに8:00に行き,自然観察会の人の下山の案内を待ちました。室堂ブジターセンターでは特にチェックアウトの手続は必要が無いようです。 9:00になると室堂ビジターセンターの柱に自然観察会の垂れ幕が掛けられ,9:05過ぎに口頭で自然観察会の案内がありました。自然観察会の人は腕に腕章がかけられていました。 説明を聞いていると,今日は天気が悪く足元が滑りやすいので,観光新道は避けて,砂防新道で下山するということでした。自然観察会の人は途中休み無く下山するので,各自が自分の体力に合わせて自分のペースに合わせて下山するようにということでした。つまり高山植物を紹介するけど,下山はあくまでも自己責任ということでした。 9:10に室堂を出発し,最初は自然観察会の人のペースに合わせて下山していたのですが,かなり早めのペースで自然観察会に参加した人も,ほとんどの人がついていけない状況でした。自分はといえば,撮影をしたりしているうちに遅れてしまったので,またしても1人で下山することになりました。 |
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