大王寺と祈りの小径 |
大王寺は粟津温泉の守護寺で真言密教のお寺です。約1300年前に泰澄大師により開創されました。人が足を踏み入れることを許さなかった白山に、はじめて登拝したのが泰澄大師です。泰澄大師は、白山山頂で修行中に白山神の導きで、村人とともに粟津温泉を掘り当てたそうです。大王寺は、現在、美人の住職のお寺としても知られています。
鎌倉初期に造られた薬師如来坐像は小松指定文化財になっています。 今回、大王寺を見に行くに当たって、駐車場を探すのに、かなり苦労しました。粟津温泉って駐車できるところって無いんです。旅亭懐石のとやの前の狭い道を向かって右側に入って行くと、おっしょべ公園があって、小さい駐車場があります。おっしょべ公園への道は、ちょっと入りづらくて地元に詳しいひとでないとたどり着けないと思われます。 大王寺の周辺には、33の石仏が並んでいる西国三十三カ所観世音巡拝道があります。粟津温泉は恋人の聖地というイメージでキャンペーンをはっているようで、西国三十三カ所観世音巡拝道は祈りの小路という散策路として綺麗に整備されています。 おっしょべ公園にはコイが泳いでいる池があり、おっしょべ滝(人工の滝)もありました。どこで売られているのか、絵馬がたくさん結ばれていました。おっしょべ公園には幸せの鐘が設置されていて、1回鳴らすと「恋が見つかる」、3回鳴らすと「愛が深まる」、5回鳴らすと「あの頃の想いが蘇る」ということです。顔出し看板もありました。おっしょべ公園から祈りの小径を登っていくと、おちょぼ滝があるのですが乾いていて滝になっていませんでした。 大王寺の場所はこちら 石川県小松市粟津町ワ-87-1 |
白山神社と祈りの小路 | ||
おっしょべ公園 | ||