三国祭

三国祭は毎年5月19日、20日、21日に行われます。三国祭の最大の山場である山車巡行は5月20日に行われます。2007年の三国祭は5月20日が日曜日だったので大変な混みようでした。
三国祭には駐車場はありません。インターネットで調べた市営無料駐車場に行ったのですが、とても狭い駐車場で単なる空き地でした。当然あいてるはずがなく、途方にくれました。近くにイーサという大きなショッピングセンターがあったので、そこに入れさせてもらおうかなと思ったのですが、三国祭のために駐車しようという自動車が何台も駐車スペースを探して、うろうろ周っていたので、すぐに断念して他の場所を探そうとしました。でも近くに適当な駐車スペースがあるはずもなく、よく見ると他の自動車がイーサの向かい側に日曜日が休業で駐車場が大きい施設があって、駐車場に空きスペースがあって他の自動車も入っていったので、良心がとがめながらもその駐車場に駐車しました。帰りに戻ってみると、その周りの狭い道路（農道みたいです）には自動車が縦列駐車されてました。そのほかにも三国駅から少し離れた狭い道路で駐車できそうなところは路上駐車の自動車をいっぱい見かけました。皆さん、駐車には苦労されてるみたいです。三国の町で駐車して三国祭を見ようと考えるのは無理があるようです。えちぜん鉄道三国芦原線沿いで駐車して鉄道で三国へ行くことをお奨めします。
イーサから三国神社は徒歩ですぐです。三国神社周辺は自動車は進入禁止なっています。三国神社へ向かう道路は狭いのに加えて露店がでていて、なおのこと狭いのですが、そこを祭りの山車が通るので大変です。
三国神社へ向かう途中で祭りの山車を移動してるのを2台見れました。
三国神社の前には4台の祭り山車が揃っていました。三国神社前の道路は、三国祭の最大の見所といっても良い場所なんですが、やっぱり道路が細いのに加えて露店がでているので狭さに拍車をかけています。おのおのの山車を撮影して三国神社の階段に陣取りました。
山車を正面から見れて一番の見所である山車のカーブが一番良く見えるのです。三国神社の階段は山車が移動する1時間以上前の11時30分にはもう身動きできないほどの混雑ぶりです。大げさではなくラッシュアワーの満員電車なみです。
三国神社前の道路沿いの家の瓦の屋根には三国祭を撮影しようというカメラマンが何人もいました。三国神社前の角のお店の2階では窓を外して観覧所を設けてました。
しばらく待ってると、先ほど見た2台の山車が三国神社前に戻ってきて、所定の場所に置かれて6台の山車の勢揃いしました。
12時から三国神社のなかでは、なにか祭事をしているのですが、観光客が見て楽しむというものでは無いようです。階段はすし詰め状態なので、三国神社の祭事を見てたら、帰るに帰れないし、山車の巡行を見るなんてできなくなります。
12時30分から全部の山車のなかに子供が入って太鼓の揃い打ちがはじまりました。
その後、三国神社の中から神輿やその他の祭具が三国神社前まで通るということで、階段を空けるように言われますが、すでにギュウギュウ詰めで身動きとれません。結局、三国神社前の階段の真ん中に陣取っていた人は、どかされます。つまり三国神社の階段に陣取る場合は真中は決して良い場所ではなくてリスクが大きいということです。
山車の巡行にあたっては三国神社前の道路のほとんどの見学客はどかされます。もともと混雑してた道路の大勢の人がどかされるんですから、当然多くの人が階段にも殺到します。そこでも階段の真中の人は後に追いやられたり潰されたりします。
係員や警察の怒号のなかで子供たちは泣き出すし、みんな殺気立つし騒然とした雰囲気になりました。三国祭りを見学する場合、お子様連れやお年寄りは、三国神社前は絶対に避けたほうが良いです。13時に山車の巡航が始まりました。1台ずつ順番に巡航をはじまるのですが、三国神社前でUターンして順路に向かいます。山車のUターンは山車に人が乗ったままで180度一挙に回転したりするので迫力があります。
1台通り過ぎると、通路に人が戻り混雑し、また通る時に通路の人をどかすので大混乱が起きて騒然とします。今回、想定以上に人が集まって収集がつかなかったのだと思いますが、事故が起きなかったのが不思議なくらいの状況でした。
そういうのの繰り返しで結局全部の山車が出発したのは14時くらいでした。
三国神社前を出発した山車は、三国の町を巡行して、三国駅前に16時ごろから集まり始めます。三国駅でイベントがあって、そこから各収納庫に戻るようです。
そのような巡行が夜まで続くということです。
ちなみに三国の山車に乗せられている大きな人形は毎年新たに作られるそうです。
三国神社の場所はこちら　　福井県坂井市三国町山王6丁目2-80