ソフトの種類と条件の違いによる画像処理の差 |
ホームページの画像は、どんな通信環境でも快適に見られるようにと画像は出来る限り容量を小さく、なおかつ綺麗で鮮明である必要があります。macromediaのFIREWORKS
MX 2004は小さい容量で鮮明な画像を得られるので気にいっていました。 でもパソコンのOSをWindows7に変えたら不具合が発生してしまいました。AdobeのサイトではFireworks MXがWindows7に対応してないと掲載されていたので覚悟はしていたのですけど・・・。 Macromedia Fireworks MXではデジカメの画像を縮小して、フィルター(シャープ)をかけてJPEGで書き出すという機能だけを使用しています。Fireworks MXはWEB上で綺麗な画像を得られるので気に入っているのです。Fireworks MXはpngファイルでの保存が基本なので、jpgで保存する場合は書き出しという機能を使います。jpgファイルに書き出す際に従来から存在するファイル名を利用する場合、従来のファイル名をクリックして一部だけファイル名を変更して保存という方法を用いているのですが、Windows7上では従来のファイル名をクリックするとファイル名を変更しても変更前のファイル名での上書き保存になってしまうのです。例えばabcde1.jpgというファイル名を利用して、1を2に書き換えて、abcde2.jpgというファイル名で保存しようとするとabcde1.jpgというファイル名のままで上書き保存になってしまうのです。 pngファイルに保存する場合は問題ないです。 Macromedia Fireworks MXは購入して、ユーザー登録をしてないで使用しているのですが、今頃ユーザー登録するのも不自然だし、バージョンアップの料金もかなり高額なので他のソフトに乗り換えようかなと思い、ソフトの種類によって処理した画像を比較してみることにしました。。 フリーソフトでは Jtrim http://www.woodybells.com/jtrim.html PictBear http://www.fenrir-inc.com/jp/pictbear/ があります。 Jtrimはシャープの度合いを20段階に選べるのが良いです。保存の時に設定をクリックし品質(圧縮度)の調整もできます。これは使えそうです。Jtrimはシャープの度合いは2が綺麗になるようです。品質(圧縮度)の設定は78くらいだとMacromedia Fireworks MXと同じくらいのサイズのファイルになるようです。 PictBearはシャープの度合いが強と弱の2種類しかなく、圧縮度の設定もできないので画像ファイルが大きくなるので使えません。 自分の持っているソフトを利用するということなら、ホームページビルダーver12に付属している画像処理ソフト(ウェブアートデザイナー)を使うとか、PHOTOSHOP Elements 9を使うという選択もあるのですけど。 ホームページビルダーver12に付属している画像処理ソフト(ウェブアートデザイナー)では画像を縮小する場合に画像の縮小とキャンパスの縮小の両方をしないといけないので面倒です。シャープの度合いは1種類しかないですが圧縮度の設定はできます。ちょっと使う気がしません。 PHOTOSHOP Elements 9は、最初使い方が判りにくかったのですが、慣れると画像の縮小は簡単(イメージ?サイズ変更?画像解像度?画像の再サンプルにチェック?ピクセル数を入力)だし、シャープの度合いは0から200%まで設定できて、シャープ自動モードもあります。jpgでのWEBモードの保存があり、なおかつ圧縮率を0から100%まで設定できま。 PHOTOSHOP Elements 9ではシャープ120%くらいが良さそうです。WEBモード保存でjpgを選択し圧縮率を48%くらいにするとMacromedia Fireworks MXと同じくらいのサイズのファイルになるようです。 今度、各ソフトを使った画像を比べてみました。今までFireWorksの画像が綺麗だと思っていたのですが、実際に較べてみると、くっきり度については、各ソフトの優劣はそれほどありません。 シャープ処理した時のノイズについてブラウン管モニターで見ると気にならないのですが、液晶モニターで見ると結構気になります。較べてみるとAdobe Photoshop Elements 9で処理した画像が一番ノイズが気にならないです。デフォルトになっているぼかし(ガウス)除去の設定が効いているのかもしれません。 OSがWindows10に替わってから、Adobe Photoshop Elements 9が動作しなくなりました。Adobe Photoshop Elements 8は現時点(令和1年)では動作しています。 ちなみにFireWorks CS5でも画像処理していましたが、Macromedia Fireworks MXと変わりませんでした。 |
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