新聞に、全国学力・学習状況調査の結果表が掲載されていました。
石川県の平均と比べた市町村別の成績の割合の一覧です。
金沢市は小学6年生・中学3年生の全教科が石川県の平均と同程度でした。
近隣では野々市市のレベルの低さが際立っています。小学6年生・中学3年生の全教科が2%以上低くて、中学3年生の数学Bでは、なんと5%以上低くなっています。
野々市市の教育委員会のイジメ問題についての無責任な対応は記憶に残っていますが、子育てという意味では、慎重に検討する事が必要だと思います。
野々市市の行政の親切さは定評があるだけに惜しいなあと思います。
その他の地域では、
白山市は野々市市ほど酷くはないですが、10教科の内7教科で2%以上レベルが低いです。
能美市も小学6年生は5教科の内2教科で2%以上レベルが低い程度ですが、中学3年生になると5教科全部が2%以上レベルが低くなっています。教育の質が悪いのだと思います。
津幡町では小学6年生は全教科で平均と同等ですが、中学3年生は全教科が2%以上低いレベルになっています。段々、住民の質が上がってきてるのか、教育が悪くて中学になるとレベルが下がるのかは不明です。
内灘町では小学6年は5教科中3教科が平均より2%以上レベルが高いのに、中学3年では5教科中2教科が2%以上低いレベルになっています。中学になってからレベルが落ちるのは津幡町と同じ傾向です。
川北町については、小学6年生では5教科中2教科が平均より2%以上低いレベルになっていて、1教科で2%以上高いレベルになっています。中学3年生では全教科が2%以上高いレベルになっていて、その内3教科が5%以上レベルが高くなっています。
記事の中では、川北町については中学校の教育制度の良さが原因で学力が伸びているとのことで、今年に限った現象ではないということのようです。
ちなみに、羽咋市と穴水町は小学6年生・中学3年生の全教科について5%以上レベルが高くなっています。これは住民が優秀なのだと考えられます。
輪島市の中学3年生の全教科が2%以上レベルが低くてその内4教科が5%以上レベルが低いのが印象に残りました。輪島市は小学6年生のレベルは低くないので、明らかに教育の質が悪いのだと思われます。