4月12日(日)の午後1時50分から北陸朝日放送で金沢市の西南部中学での学校改革についての特番が放送されるようです。宿題なんていらない ~型破り校長 最後の教え~という1時間番組のようです。
西南部中の高島栄治校長(60)は、2019年4月から「定期テストの廃止」強制的に提出させる形の「宿題も廃止」、提出用に一斉購入していた問題集を、家庭での自習用に希望者が購入するように変更。
興味深いので録画予約をしておきました。
そういえば、雑誌アクタスでも西南部中学での取り組みの特集をやっていたと思うんだけど、まだ読んでいませんでした。今度読んでみようっと
アクタスの記事では、定期テストはやめたけど、1つの内容が終わるごとに単元テストを行っているので、テスト自体が減ったという事では無いようです。
他校との比較がしずらくなったと言うデメリットはあるけど、学校の雰囲気は良くなったと書かれていました。
家庭での勉強も自主性を重んずるという事で、取り組む生徒と取り組まない生徒の差が広がったという面もあるそうです。
学力に関しては、全校生徒823人という県内最大のマンモス校にかかわらず、泉丘高校5人前後、二水高校15人弱と、今のところ進学的には効果が表れていないとの事でした。
北陸朝日放送の「宿題なんていらない ~型破り校長 最後の教え~」を見ました。
高島栄治校長が毎日に近いほど、校長ニュースを作って掲示したとか、熱意が十分伝わりました。
授業も、生徒が自分で考えるという事に重点をおいた授業で、判らない部分は個別に教えるという取り組みも行われているとの事でした。
学校としての学力の向上は見られないとしても、少なくとも成績の下降は見られなく、生徒が明るくなったという事なので、評価されるのではと思いました。
それにしても2年間の取り組みというのは、あまりにも短いです。
もっと長い期間、校長として取り組むことができれば良かったのになあと感じました。