立山に行ってきました

2013年6月21日

今年は立山に行くつもりです。立山は今年も地獄谷のガス噴出が活発で、地獄谷近辺は立ち入り禁止のようなのが残念ですが、いつまで待っていても仕方ないので行くことにしました。
立山室堂までは自家用車で行けないのでバスツアーを利用しようと思います。個人で行くと、乗り物をいくつも乗り換えしないといけないし、混雑シーズンは乗り物の待ち時間が、かなり長いようなので、バスツアーのほうが便利です。しかもバスツアーのほうが安いです。ただ、時間の融通がきかないのが難点ですが室堂でのフリータイムが5時間あるので、なんとかなるかなと思います。
立山に行くのは高山植物が一番のお目当てなので、7月の中旬と7月下旬に行くつもりです。この時期は最も混雑する時期のようです。
今考えているプランは室堂から池めぐり(雷鳥荘まで往復2時間30分程度)して雷鳥沢フュッテに行く(+1時間)プランと、室堂から室堂展望台(往復2時間)と浄土山(富山大学立山研究所、1ノ越山荘、祓堂経由+1時間30分)へ行くプランと、弥陀ヶ原散策(1時間30分)と立山カルデラ展望台(1時間)に行くプランの3つです。
立山の情報をネットで調べると、霧の無い晴天というのが、極めて少ないようです。2回行って、どちらかでも晴天だと良いなあって思います。晴天でも10:00を過ぎると霧がでてくる事が多いようです。霧ならまだ良いけど、雨が降ったら5時間どうやって時間をつぶしたらよいのか悩みます。

2013年6月24日

7月20日(土)と7月27日(土)の北日本観光の立山室堂直行バスの申し込みをしました。7月27日は運行が決定していましたが、7月20日はまだ10人揃っていないので運行するかどうかは未定ということでした。
支払いは当日で、予定表などの資料も送ってこないそうです。申し込みには名前と携帯電話の番号だけ聞かれました。

2013年7月11日

7月20日(土)分がまだ確定でないということなので、すでに出発が確定している小松バスに変更することにしました。最初に申し込みした北日本観光にキャンセルの電話をしました。
7月20日(土)は、それほど混んでいないと思うので、週間天気予報を確認してから申し込みをしようと思っています。
ちなみに北日本観光は4800円で、小松バスは4500円です。両方のバス会社を体験するのもホームページ作成には良いかなと思います。

立山には2回行きますが、最初の日の天気が良ければ室堂展望台と浄土山のコース、天気が悪ければ室堂から池めぐりにしようと思います。
2回目は前回天気が良くて当日も天気の場合は弥陀ヶ原散策と立山カルデラ展望台にしようと思います。
前回天気が良くて当日の天気が悪い場合は室堂から池めぐりと雷鳥沢フュッテにします。
前回天気が悪くて当日の天気が良い場合は室堂展望台と浄土山のコースにします。
前回天気が悪くて当日も天気が悪い場合は弥陀ヶ原散策にします。

室堂展望台と浄土山のコースの時間配分の参考タイムがありましたのでメモしておきます。
室堂ターミナル~(平地10分)~室堂山荘~(登り40分)~室堂山展望台~(下り5分)~浄土山への分岐点~(登り20分)~浄土山~(下り20分)~富山大学立山研究所~(下り20分)~一の越~(下り15分)~祓堂~(下り25分)~室堂山荘~(平地10分)~室堂ターミナル 合計165分

室堂から池めぐりと雷鳥沢フュッテのコースはどこまで行くのが良いのか、もうちょっと調べてみようと思います。

2013年7月15日

立山の週間天気予報を見ると7月20日は曇か霧になっていました。どうしよっかなあ。

2013年7月16日

7月20日は雨にはならないようなので申し込みしました。
小松バスは事前振込みになっているそうです。金沢駅西6:50集合ということです。

2013年7月18日

昨日、小松バスから払込用紙(旅行参加券を含む)と日程表が届きました。振込みの期限が昨日になっていました。振込料はこちらが負担ということだったので、ネット振込(振込み料が無料)をしました。
払込用紙(旅行参加券を含む)をよく見ると、旅行参加券と振込受領書を持参くださいと書いてありました。
今日電話したのですが、大丈夫のようです。
金沢駅に登山靴を履いて早足で歩いていくのはちょっときついので、自転車で行こうと思って駐輪場の時間の確認をしたら6:00からでした。大丈夫です。
金沢駅の吉野家の営業時間を調べたら6:30でした。これは使えません。

7月20日は立山室堂も天気が良さそうです。立山には室堂の天気予報もありますし、いろんな地点でライブカメラが設置されていますので参考になります。
室堂展望台と浄土山のコースを周ろうと思っています。着いた時に天気が良ければ先に室堂展望台に行って浄土山に登ろうと思います。着いた時に天気が良くなければ先に浄土山に行って、その後で室堂展望台に周ろうと思います。室堂展望台から浄土山へのルートは急斜面の岩場のようなので登りのほうが安全なんですけど。

一応、必要な持ち物をチェックしました。天気が良さそうなので荷物は少なめですみそうです。
着替え(下着上下,半袖Tシャツ,ヒートテックシャツ、薄いジャケット),帽子,長袖Tシャツ,カメラベスト,速乾性半袖下着、手袋,登山ズボン,厚い靴下、登山靴、デジカメ(k-100D,CX2)と充電池,デジカメバック、リュックサック,マイクロファイバータオル,携帯電話,イヤホン,ティッシュペーパー,財布,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,資料地図,お菓子,栄養ゼリー,ペットボトルお茶500cc2本,ペットボトルホルダー、コップ、ビニール袋、折畳バック(バス内に荷物を残すため)

お弁当が渡されるようなので、リュックに余裕を残しておかなければいけません。

2013年7月20日

今日、小松バスで立山に行ってきました。6:30なのに駐輪場はかなり満車状態に近くギリギリ駐輪することができました。6:50の集合時間までに全員揃ってすぐ出発しました。お客は23人でした。人数が少なかったので中型バスにしたそうです。27人乗りのバスで1人で参加した人は2人掛けの椅子に1人で座るようにしてあったようです。立山で北日本観光のツアーに参加したした人に聞くと、小松バスに申し込みしたら満席で断られたので北日本観光に申し込みしたと言ってました。ちなみに北日本観光は大型バスで、全席満席だったということです。天気予報を見てぎりぎりで申し込んだ人が多かったようです。それにしても小松バスは欲がない会社です。
8:10にトイレ休憩で15分ほどアルペン村に停車しました。大辻の鰤寿しがあったので、夕方まで残っていますかと聞くと判らないということなので、帰りに取りに来るから取り置きをしてもらうことにしました。お金は前払いしました。
立山有料道路に料金所には8:50に着きましたがバスは50400円って掲示されました。めちゃ高いです。
23人の客で総額130500円の会費でお弁当代と高速道路、ガソリン料を引くとあまり儲からないですね。
小松バスでは弥陀ヶ原での下車が可能とは書いてなかったけど、希望者は弥陀ヶ原での上下車が可能なようです。ただし上下車は同じ場所でないといけないそうです。
9:10に称名滝が見える滝見台に着きましたが車中からだけの見学でした。バスの進行をゆっくりして配慮があったのですが座席が右側だったので、見難かったです。称名滝が見えるのは、このワンポイント一瞬だけです。帰りは称名滝が見える側だったので期待したのですが、全く見えませんでした。称名滝を見るには左側に座らないといけないようです。

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9:45に立山室堂に着きました。滞在時間が5時間30分ということで帰りの集合時間は15:15になりました。バスはずっと室堂に駐車しているとのことでした。登山に不必要な着替えなどはバスに置いていくことにしました。
霧が全く無い好コンデションだったので最初に室堂山展望台に行くことにしました。一ノ越・雄山と室堂山展望台・浄土山の分岐点から室堂山展望台に向かったすぐから歩道が残雪で埋まってました。これは全くの想定外です。室堂山展望台へのルートは初心者向けだということだったので楽な気持ちでいたのです。残雪の上を歩くのはそれほど苦では無かったのですが、雪の無いところもそれなりの上り坂できつかったです。
登山道が残雪に覆われている地点は立山室堂周辺のいたるところにありました。立山室堂の至近区域ですら登山道が残雪に覆われている地点がありました。

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室堂山展望台への登山道ではチンゲルマやイワカガミなどの高山植物をあちこちで見ることが出来ました。室堂山展望台での光景は美しく感動しました。一緒にいた人は、何度も来てるけどこれほど美しい光景は初めてだと言っていました。ラッキーです。

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浄土山への登山口から雪の上を歩いて、急坂の岩場にたどりつきました。急坂の岩場には雪は無く、少し登っていくといろんな種類の高山植物が見られました。見事なものです。急坂の岩場はきついのですが、単調な上り坂や階段よりは苦痛を感じません。ゆっくりと登れるし工夫して登らないといけないので気が紛れるのです。急坂の岩場は道にはなっていないのですが、岩にペンキで印がつけられているので、ルートがわかるようになっています。急坂の岩場は降りるより登るほうが楽だと思います。

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急坂の岩場の途中で虹が見えました。立山に何度も来ている人も虹を見たのは初めてだということです。この人も、こんなに見晴らしの良い立山は初めてだと言っていました。

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高山植物を山岳風景を楽しみながら、でも苦労して浄土山頂上にたどりつきました。浄土山頂上も高山植物がいっぱい咲いていて、山岳風景も見事です。このルートを選んで良かったです。雄山のほうの景色も綺麗でした。

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浄土山頂上のあちこちを周り写真をいっぱい撮りました。14mmの広角レンズを持ってくれば良かったと後悔しました。浄土山頂上からは白山や能登半島が見えました。立山から白山や能登半島が見えることは滅多に無いそうです。浄土山まで登るのでしたら室堂山展望台には行く必要が無いと思います。

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浄土山頂上に上がると方向感覚がわからなくなって、どこへ行けば一ノ越に向かうのか判らなかったのですが、他の人に教えて貰いました。一ノ越方面の標識は必要だと思います。
一ノ越に向かう途中に富山大学立山研究所があるのですが、その手前で2組の雷鳥の親子に合いました。子供の雷鳥は動きが早くて可愛いです。雷鳥が1m近くまで寄ってきてびっくりしました。

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富山大学立山研究所には13:00に着きました。写真をたくさん撮っていたので予定よりも遅くなりました。富山大学立山研究所付近も山岳風景が見事です。
多くの人が食事をしていたので、お弁当を食べることにしました。北日本観光のツアーに参加した人が、お弁当を見て豪勢だと言っていました。北日本観光のツアーの弁当も小松バスのツアーの弁当も芝寿しなのですが小松バスのツアーの弁当のほうが良いそうです。

一ノ越に着いた頃、雄山からの下山者が大勢いて行列のようになっていました。一ノ越山荘にはトイレがありましたが100円のチップ制になっていました。一ノ越付近から見た池の光景も美しいです。

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一ノ越から室堂までは道は石畳になっていますが、途中何箇所も残雪で覆われていました。石畳の道は濡れているところは滑りやすく転んだ人を2人も見ました。危ないです。一ノ越から室堂までは、あまり高山植物を見ることは無かったです。室堂付近は高山植物を見るには早すぎたようです。
室堂近くまで来た時に時計を見ると、バスの集合時間までに40分ほどあったので、みどりが池やみくるが池を見えるルートを周ってきました。こちらも道が残雪で覆われていました。みどりが池やみくるが池は綺麗でしたが高山植物はそれほど見えませんでした。

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室堂の近くに湧き水が出ていたので、お茶を飲み干したペットボトルに入れてきました。湧き水は冷たくて美味しかったです。今回、首に巻いていたマイクロファイバータオルを途中で落としてしまいました。滅多に物を落としたり無くしたりしないのですが、登山時に首に巻いていたマイクロファイバータオルを無くしたのは2回目です。
今日は晴天だったので日焼けしてしまいました。日焼け止めを買うのをいつも忘れてしまいます。早めに買っておかなくては。
服装は長袖Tシャツとカメラベストでちょうど良かったです。寒くはなかったし、汗をかくほどでも無かったです。着替えは全く必要なかったです。とはいえ、500ccのペットボトルを2本飲んでも5時間トイレしたいと思わなかったということは、それなりの発汗はあったのでしょうけど。
バスには出発の10分前に乗り込みました。
出発時間までには全員が揃って予定時間通りにバスは出発しました。弥陀ヶ原を過ぎたあたりからニッコウキスゲがあちこちで咲いているのがバスから見えました。
途中、アルペン村で20分トイレ休憩があり大辻の鰤寿しを受け取ってきました。大辻の鰤寿しや鱒寿しはたくさん残っていました。
金沢には18:05に着きました。自転車があるので、帰るのが楽でした。

小松バスの立山室堂直通バスは、ガイドさんも付いていて、いろんな話が聞けて良かったです。登山の後、自分で運転しなくても良いのは楽です。それにしても室堂までバスで行けるなんて凄いことです。

来週の立山は、天気が良い場合は弥陀ヶ原散策と立山カルデラ展望台にしようと思います。
天気が悪い場合は室堂から池めぐり・雷鳥平・雷鳥沢近くの散策にします。
今日、山岳風景は十分すぎるほど堪能したので、来週は高山植物だけ楽しめれば良いです。でも霧なら良いけど雨はイヤだなあ
立山は白山と比べて高山植物の見頃の時期が遅めなので、立山室堂の見頃は8月に入ってからのほうが良くて、弥陀ヶ原の見頃は立山室堂より早いので、時期的には弥陀ヶ原のほうが良いのかもしれません。

室堂からから池めぐり・雷鳥平で往復2時間ちょっとなので雷鳥沢付近を2時間程度は散策できそうです。本当は雷鳥平から新室堂乗越経由で奥大日岳手前まで行くと高山植物が美しいところがいっぱいあるそうなのですが、写真を撮っていたら5時間30分で戻れそうもないので断念しました。
天気が良い時に弥陀ヶ原散策と立山カルデラ展望台に行く場合、弥陀ヶ原散策が1時間30分、立山カルデラ展望台が往復40分、松尾峠展望台コースは2時間30分です。松尾峠展望台コースは道が荒れているわりには楽しみが少ないようなのでやめました。午後は曇りやすいので、先に立山カルデラ展望台に行ったほうが良いみたいです。滞在時間は6時間程度あるので、時間がたくさん余りそうです。
室堂で高山植物を楽しんでから、室堂から弥陀ヶ原まで立山高原バス780円を利用して、弥陀ヶ原の散策と立山カルデラ展望台を楽しんでから弥陀ヶ原から帰るというのが可能か北日本観光に確認しようと思います。小松バスではできませんでした。
室堂から弥陀ヶ原までは15分かかり40分間隔で運行しているようです。
弥陀ヶ原で先に下りて4時間程度滞在して室堂に行く場合は13:50弥陀ヶ原発14:10室堂着
室堂で先に下りて1時間ほど滞在して弥陀ヶ原に行く場合は11:20室堂発11:35弥陀ヶ原着
立山高原バスを利用する場合、11:20室堂発弥陀ヶ原行なら予約無しで簡単に乗れそうですが、13:50弥陀ヶ原発室堂行きだと、予約しておかないと弥陀ヶ原に停車しないような気がします。

弥陀ヶ原や立山室道ではナチュラリスト(富山県自然解説員)の案内で自然解説を聞きながら散策するツアー(無料)もあるようです。
立山カルデラ展望台コース 9:45、13:15、15:15 1時間
弥陀ヶ原小回りコース 9:45、13:15、15:15 1時間
弥陀ヶ原大回りコース 9:45
室堂平ミニ観察ツアー 9:00、10:30、13:30、15:00 30分
室堂平観察ツアー 9:00、10:30、13:30、15:00 1時間
その他

撮影した画像をチェックしたのですが、青空の同一箇所が暗くなっていました。いろいろ調べてみたのですがカメラ内部の埃(もしくはカビ)が原因だと判明しました。せっかく滅多に無いくらい見晴らしの良い立山の写真をいっぱい撮れたのに残念です。PENTAX K100Dを使うのはやめました。

2013年7月25日

北日本観光に問い合わせしたら、前もって連絡すれば、立山での降車場所と乗車場所が違っていても良いそうです。バスの中で言えば良いのですかと聞くと、今言っていただいた方が間違いが無いとの事でした。
室堂で降車して、弥陀ヶ原で乗車するように申し込みしておきました。これで弥陀ヶ原で不必要に時間をつぶす必要がなくなりました。
11:20室堂発で弥陀ヶ原11:35着です。室堂で1時間以上滞在した後で、弥陀ヶ原で4時間以上滞在できます。見晴らしが悪ければ立山カルデラに行く意味が無いので室堂で2時間滞在して、弥陀ヶ原で3時間という選択も可能です。途中で気が変わったら、弥陀ヶ原に行くのをやめて室堂に駐車しているバスに早めに戻りそのまま帰ることも可能です。

7月27日(土)の立山の天気予報は微妙な感じになっています。
今回はアップダウンがほとんど無いコースで、雨天時は傘で対応できるのでレインウエアは持っていかなくても良いと思うし、汗をたくさんかくことはないので着替えは最低限で済みそうです。日焼け止めも購入したのですが必要なさそうです。

必要な持ち物をチェックしました。
着替え(下着シャツ,半袖Tシャツ、薄いジャケット),帽子,長袖Tシャツ,カメラベスト,速乾性半袖下着、登山ズボン,厚い靴下、登山靴、デジカメ(k-7,CX2)と充電池,広角レンズ、デジカメバック、リュックサック,マイクロファイバータオル,携帯電話,イヤホン,ティッシュペーパー,財布,メモ帳,ボールペン,名刺,ハンカチ,資料地図,お菓子,栄養ゼリー,ペットボトルお茶500cc2本,ペットボトルホルダー、コップ、ビニール袋、日焼け防止、折り畳み傘

2013年7月27日

今日、北日本観光のバスで立山に行ってきました。金沢駅西7:10なので、金沢駅の吉野家で朝食をとることにしました。6:30開店なので40分あれば食事しても遅れる事はないと安心して入れました。6:30の開店と同時に数人のお客が入り、その後も続々とお客が入ってきました。牛丼を注文してから食べ終わるまで10分で済みました。これだったら、6:50集合でも充分大丈夫でした。思ってたより早く食事が終わったので、かなり待たないといけないと思ったのですが、6:50に団体バスの駐車場に寄ってみたら、北日本観光のバスがすでに待機してました。北日本観光の立山日帰りツアーは小松・白山市などでお客を乗せてから金沢駅に来るので本来はギリギリの時間に来るはずだったのですが、申込者が多く運行するバスが2台になって、1台は全員が金沢駅出発という事で早くから待機していたのでした。バスは1台が大型バスでもう1台は中型バスで金沢駅発のバスは中型バスでした。乗客定員27人のところ乗客は20人だったので、比較的余裕をもって座れました。1人で参加した人は2人掛けの椅子に1人で座るようにしてありました。
予定より早く全員揃ったので、7:07に金沢駅を出発しました。
最初にエアコンの調整の仕方や冷蔵庫の案内や緊急連絡先や割引券の説明などきめ細かい説明がありました。その後、ひとりひとりの乗客と、立山でどこを周る予定かを確認して、必要な割引券や資料を配り、相談にものっていました。集金の必要があった事もあるのでしょうが、きめ細かい対応に驚きました。
今回は立山室堂で下車し弥陀ヶ原で乗車する旨伝えると、予定に入っていますと言って立山のトレッキングガイドの小冊子を渡されました。その他に立山全体のガイドブックの小冊子は全員に渡されたのですが、とても判りやすく便利な資料でした。小松バスの対応に不満を感じた訳ではないですが、北日本観光の対応のよさに感心しました。
帰りは15:50に弥陀ヶ原ホテルの玄関に迎えに来るということでした。
途中、あるぺん村で休憩をとって9:55に室堂に着きました。今回も右側の席で、しかも見晴らしが良くなかったので称名滝は、それほど綺麗に見えませんでした。天気は快晴ではないですが、天気予報などでも雨の心配が無い良い日になりそうだということで安心しました。黒部ダムに行く人にはガイドさんが乗り場へ案内し切符の購入とか同行していたようです。
室堂ターミナルからミクリガ池を通ってみくりが温泉のほうへ向かったところで急に雨が降り出し、慌てて傘を出しました。今回は急坂の登山が無いので大きめの折畳傘を持ってきたのですが良かったです。
雨はすぐ上がって、その後、室堂ターミナルに戻るまで雨に降られることはありませんでした。
室堂ターミナルからミクリガ池に向かう遊歩道には、白山と較べると規模は小さいですが、あちこちでいろんな花に出会えました。みくるが温泉の手前の地獄谷行きの遊歩道へのゲートは厳重に閉鎖されていました。

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みくるが温泉の横に地獄谷展望台(エンマ台)があり地獄谷から煙が出ているのがはっきりと見えました。

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みくりが温泉を越えて血の池、リンドウ池を見て、雷鳥荘へ行く下り急坂の手前まで行きました。

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そのあたりではシャクナゲも見れました。ここまで来ると地獄谷の硫黄の臭いがして、地獄谷の光景も地獄谷展望台以上に綺麗に見えましたし、氷河地形の山崎カールも目前にはっきりと見えました。ここまで来るのは絶対にお奨めです。
みくるが温泉まで戻りミドリガ池のほうを周って室道荘を経由して室堂ターミナルへ戻りました。この間、高山植物はあちこちにコンスタントに見ることが出来て楽しめました。

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室堂ターミナルには11:10に戻りました。立山高原バスの弥陀ヶ原行きの乗車券780円を購入して11:20発の便に乗ることができました。この便のバスに乗れたら、弥陀ヶ原では、かなり余裕を持ってゆっくり周れます。
この時間に乗る人は、ほとんどが弥陀ヶ原までの乗客でした。乗客はそれほど多くなく、余裕を持って座れました。
バスが走行すると同時に、急に雨が降りだしてどしゃぶりに近い状態でした。

弥陀ヶ原には11:35に着きました。下車時に本日またバスに乗る人は乗車の予約をするように伝えていました。
弥陀ヶ原のバス停の近くに、弥陀ヶ原駅(バスの駅)があり、トイレのある休憩所と立山高原バスの事務所がありました。こちらでもバスの予約と乗車券の購入ができます。
駅の人に、申し込みが多すぎて満席になった場合は、どうするのですかと聞くと、室堂行きの便は50分前に、美女平行きのバスは30分前までに申し込みすれば、増車などして対応するので乗れないという事は絶対に無いという事でした。
弥陀ヶ原駅でトイレを済ませて、お弁当を食べて12:00に弥陀ヶ原散策に出かけました。北日本観光のお弁当はお茶付きですが小松バスのお弁当と比べると、ちょっと貧相でした。
その頃には雨も小雨になっていました。
今回は右回りの外回りコースを行くことにしました。弥陀ヶ原ホテルの周辺には、ニッコウキスゲやその他の高山植物がいっぱい咲いていて、とても綺麗でした。

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六甲学園立山ヒュッテに向かう途中で水芭蕉が群生していました。

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弥陀ヶ原の遊歩道はほとんどが木道で、六甲学園立山ヒュッテから内回りのコースとの分岐点までが下り階段がある以外は、ほとんどが平地になっています。つまり右回りコースだと、ほとんど登りは無いということです。外回りの分岐点(追分分岐)まで、お花畑というほど規模は大きくは無いけど、ところどころに、いろんな種類の高山植物が見られます。外回りの分岐点(追分分岐)を右に回っていくと、ガキ田やワタスゲが見られるようになってきます。一ノ谷分岐で右に回って弥陀ヶ原ホテルに向かって行くとガキ田やワタスゲが見られる最も美しい見所のポイントがあります。

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ただ今回は、雨も降っていて霧があったので遠くの綺麗な光景はそれほど楽しめませんでした。
弥陀ヶ原を散策している時に、ガイドさんから電話があったようですがAUは電波が不安定で、ほとんどの場所で通話できませんでした。たまたま通話できるポイントがあって、留守電でやっと連絡事項を確認できたというような感じです。AUの携帯電話は山や田舎では役に立ちません。
13:15からナチュラリスト(富山県自然解説員)による自然解説がある1時間のツアーがあるので、それまでに弥陀ヶ原駅(バスの駅)に戻れたら良いなあと思っていたのですが、13:10には弥陀ヶ原駅(バスの駅)に戻れました。つまり弥陀ヶ原の外回りコースは写真を撮りながらでも1時間10分で周れるということです。
弥陀ヶ原駅前にナチュラリスト(富山県自然解説員)の人がいたので、13:10からの案内はあるのですかと聞くと、あるということなので、待っていました。雨が降っていたのと、バスが来る時間に近かったので、しばらく待つ事になりました。結局、参加者は自分ひとりでした。前もって外回りコースを散策してきたと言うと、見所のポイントだけを周るという事になりました。最初は小降りだったのですが途中で雨が強くなったり、遠くの雷が音が聞こえるようになってきました。なるべく傘はささないでいたのですが、レインウエアは持ってこなかったので、雨が強くなると傘をさして散策しました。
ナチュラリスト(富山県自然解説員)の人の説明は、気がつかなかった事も説明してくれて有意義でした。弥陀ヶ原湿原はラムサール条約に登録されているのですが、遊歩道の地域は、ラムサール条約に登録された主要な地域ではなく、遊歩道の室堂寄りの一帯が主要な地域ということでした。木道が整備される前の散策者の通った後が、荒れたままで復元できないでいるという話などもしていました。
途中で、突然とてつもない大きな音と振動があって、思わずさしていた傘を落としてしまいました。なんと30m離れた所に雷が落ちたのです。散策道の柵に落ちたのですが、落ちたところには煙が出ていて焦げ臭かったです。凄い貴重な体験でした。傘が折畳傘で先がとがっていなかったので大丈夫だったのだと思います。普通の傘だったら雷は自分に落ちたのだろうと思います。
案内は45分程度で終わり弥陀ヶ原駅に戻りました。
雨も凄くて雷も鳴っていたので、弥陀ヶ原駅の休憩所で待機していたのですが、雨が小降りになってきて、雷もおさまり、集合時間まで1時間以上あったので、遊歩道で通っていなかった内回りコースを周ってきました。途中雷がいくつも鳴って怖かったのに加えて見所も無く気疲れしました。
その後、弥陀ヶ原駅の休憩所で休憩していたのですが、駅員の人やナチュラリスト(富山県自然解説員)の人が話しているのを聞いていたら、雨でケーブルカーが運休しているということでした。ケーブルカーって雨に弱いのだなって他人事として聞いていました。自分はバスなので安心だと思っていました。
15:47にバスの迎えが来ました。今回も遅れる人がいなくて予定通り帰れそうだと思いました。
16:20美女平のすぐ手前で前のバスが停まっていてガイドさんが大きな声で「ヤバイ通行止めかも」と独り言を言い出しました。冗談だと思っていたのですが、ガイドさんがいろんな所と連絡をとりだして只事でない事が伝わってきました。
ほどなく通行止めで客を乗せたバスは通行できないというアナウンスがありました。
ガイドさんは姉御肌の人でテキパキと連絡を取って会社などとも交渉して適切な対応をしていました。危機的な状況を自分でテキパキと仕切って、傍から見ると妙に張り切っていて楽しそうでした(笑!)。
結果的に2分ほど歩いて、美女平駅まで行ってケーブルカーに乗る事になりました。客のいないバスはパトロールが先導して降りて、立山駅で待つことになりました。
バスの通行止めは13:30からでケーブルカーも16:20まで運行中止になっていたので、ケーブルカーに乗る人が駅にあふれていました。

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13:30から通行止めになっているのに室堂で駐車しているバスに何の連絡も無いとはおかしな話です。通行料金50400円も徴収しておいて、あまりにも不親切です。
ケーブルカーは通常20分に1便なのですが10分に1便で押し詰めで乗客を運んでいました。
ガイドさんが早めに決断しケーブルカーの乗車券を購入してくれたのですが乗れるのは18:30の便になってしまいました。ケーブルカーの乗車券は団体料金でも630円なので北日本観光にしてみればバス2台分で大変な損害です。
美女平駅には大勢の人が待たされていましたが、意外とみんな楽しんでいるようで和気藹々の雰囲気でした。本当は自分も予定に無いケーブルカーに乗れて楽しかったのです。

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北日本観光の2台のバスの客は一緒にケーブルカーに乗り立山駅に着くとバスが待っていました。立山駅の駅前に湧き水があったので、ペットボトルに入れていきたかったのですが、さすがに言い出せませんでした。
トイレ休憩は立山駅で済まし、アルペン村には停まらないで高速道路内で休憩をとることになりました。
アルペン村で鱒寿しを購入しようと思っていたので、ちょっと予定が狂いました。
金沢駅には20:27に着きました。ちょうど花火があがっていました。金沢駅西のアパホテルの前の広場からは障害物になる大きな建物もなく綺麗に見えました。花火を見ている人も結構いました。
その他にも広岡保育所のところや、以前ホテル六華園があった道路からも花火が綺麗に見え何台かの自動車が駐車して見ていました。
トラブルも多かった立山散策でしたが、良い思い出になり楽しかったです。

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