月別アーカイブ: 2012年3月

Illustrator 備忘録

Illustratorを使うことは半年に1回くらいなので、使おうとすると完全に使い方を忘れています。しばらく使っていると、ある程度は思い出すのですが、簡単な使い方だけメモしておこう・・・

線を描く場合は、塗りと線の設定を塗りはBLANK(赤斜線のボックス)、線は希望の色(表示が無かったらウインドウのカラーにチェックを入れると表示)に設定しておきます。
自由曲線はツール(表示が無かったらウインドウのツールにチェックを入れると表示)の鉛筆ツールを選択して、塗りと線の設定を塗りはBLANK(赤斜線のボックス)、線は希望の色(表示が無かったらウインドウのカラーにチェックを入れると表示)に設定しておきます。線種(表示が無かったらウインドウの線種にチェックを入れると表示)で希望の太さに設定します。
鉛筆ツールでおおまかな曲線を描き、ダイレクト選択ツール(白の矢印)をクリックして鉛筆ツールで描いた曲線を選択します。白と黒の点が曲線上に表示されるので、それを変形させい位置の点を動かして曲線を変形させます。

直線はツールのペンツールを選択し、直線の始点と終点をクリックするとその間の直線が描かれます。直線ツールを選択し描きたい場所で左クリックすると角度と長さを入力して指定の直線を描く事ができます。

曲線はペンツールでも描けます。ツールのペンツールを選択し、始点をクリックして、クリックを解除して、曲線の終点でクリックして、クリックしたままマウスでドラッグすると曲線になります。マウスをドラッグする方向と長さによって希望の曲線になります。曲線の始点と終点は曲線の大きさや向きが替わる部分に設定すると思い通りの曲線を描けます。これはIllustratorに慣れるための重要な要素です。
曲線の形状は曲線を描いてから変形してもよろしいです。
1つの図形に直線と曲線が混ざっていても問題ないです。
直線から急に曲線を描く場合は、ペンツールで直線を描き直線が確定した後、ペンツールで曲線の始点(直線の終点)をクリックしながら曲線の方向にドラッグして、クリックを解除します。その後に曲線の終点をクリックしながらドラッグしてクリックを解除すると出来ます。
曲線から急に直線を描く場合はその逆をするとOKです。
同一の線は線の形状を変形する時にお互いの線の形状にも影響しますが、他の部分の線の変形に影響されたくない場合は、次の曲線の始点をALTキーを押しながらクリックしてドラッグして、クリックを解除した後に終点をクリックして、クリックしながらドラッッグすると希望の曲線が描けます。
「ツール」の「ペンツール」のところに「アンカーポイントの追加」や削除、切り替えのツールもあるので、曲線の特性を劇的に変えるときに役立ちます。

直線の端の形状は線種をダブルクリックすると形状指定の画面が表示されます。

線の始点と終点が同一ならば、図形を選択ツールで選択して塗りと線の希望の色に設定すると図形の中を塗ることができます。

線と線の複数の線に囲まれた領域を塗る場合は、該当する線を選択ツールで選択してコピー&ペーストしてオブジェクトのグループを設定します。ペーストした線は、後で戻して使うので、移動させておきます。バスファインダのパネルが表示されていない場合は、ウインドウのバスファインダをチェックします。
再び該当する線を選択ツールで選択して、バスファインダの分割を選択します。すると囲まれた領域だけ残ってその他の線が消えるので、希望の色に塗ります。さきほど移動した線を戻すと完了です。図形と図形に囲まれた領域を塗る場合も同様にできます。

カラーをRGBカラーに変更はファイルの書類カラーモードで選択できます。
Illustratorの色とWebの色を合わすには http://iroempitsu.net/zukan/tl-hexdec.htm でカラーコード変換ツールを利用して合わせます。ちなみにRGBのほうがWebの規格に合わせやすいです。

長方形ツールを選択し描きたい場所で左クリックするとサイズを指定して描けます。
角丸長方形は、角丸長方形ツールを選択し、描きたい場所で左クリックするとサイズと角丸半径を指定して描けます。一度描いた角丸長方形の半径を変形する場合には角丸長方形ツールで選択し、左クリックするとサイズと角丸半径を指定できます。

ゴツゴツした線を滑らかにする場合は選択ツール(黒い矢印)で選択し鉛筆ツールのところのスムーズツールでなぞると滑らかな線になります。

図形の角を丸くするには選択ツールで選択し、「メニュー」の「効果」「スタイライズ」「角を丸くする」をクリックします。

図形を少し動かすにはオブジェクトの変形-移動で水平・垂直の移動距離を入力できます。
図形を選択ツールで選択し、図形の一部をクリックしながらドラッグしても移動できます。
図形を選択ツールで選択し、ポインタ(白抜きの正方形)の少し外側にマウスを近づけると回転のマーク出るのでドラッグすると図形を回転できます。

2本の線を連結するには選択ツールで選択しオブジェクトのパス-連結でできます。

一部の図形を切り取るには、図形を選択ツールで選択し、ナイフツールでドラッグ(直線で切る場合はALTキーを押しながら)して、その後選択ツールで選択して不要な部分を消します。ただ、図形の一部を切り取っても切り取った図形に改めて外枠の線がついてしまうので、外線も含めて切り取ってしまうことは出来ません。その点ハサミツールの場合は外枠の線が改めてついてしまうことはありません。
消しゴムツールは選択ツールで選択した図や線の消したい部分をなぞります。
線を消す場合は選択ツールで線を選択してハサミツールを選択し切りたいところでクリックすると切れます。

ラベルを製作するには角丸長方形を描いて、ナイフツールで下部を切り取ります。

図形を遠近感をつける変形をするには、選択ツールで図形を選択し、ツールの自由変形ツールをクリックして、先に図形のポインタ(白抜きの正方形)をクリックした状態で、Ctrlキーを押しながらドラッグして、先にクリックを解除して、最後にCtrlキーを離すと、図形の変形が完了出来ます。

Web用に保存でgif形式で保存できます。IllustratorをWeb用に保存すると設定した書類の大きさをはみ出した部分まで保存してしまうので、書類の部分だけ保存するには、バージョン10の場合は書き出したい領域(書類の部分)を線BLANK塗りBLANKの長方形ツールで囲み選択ツーツで選択します。次にオブジェクトのトンボ作成でトンボを設定し、その後Web用に保存することで、必要な領域だけを書き出すことができます。長方形ツールは始点(左上)をダブルクイックすれば数値で長方形大きさを指定できます。

グラデーションで特定の場所から段々色を変えていくのは、選択ツールで選択し「オブジェクト」「グラデーションメッシュを作成」を使用する。行と列と設定し、種類をフラットにして、ハイライトの割合を設定します。ツールのグラデーションツールをクリックして行列の交差部をクリックします。色を選択すると交差部近辺がグラデーションになります。ダイレクト選択ツールで図形を選択して、交差部をクリックしながらドラッグすると複雑な形状のグラデーションが出来ます。

周辺を徐々に透明にするのは、塗りグラデーションで希望の大きさと透明のなりかたを作る白黒の図形を作ります。メニューのウインドウの透明にチェックがついていないならチェックをつけて透明パネルを表示します。徐々に透明にしたい画像と、白黒グラデーションの図形を重ね合わせ、両方を選択ツールで選択します。透明パネルのメニューの不透明マスクの作成をクリックすると出来上がりです。
グラデーションツールのグラデーションスライドの下のポイントと同じ高さの任意の位置をクリックするとポイントを追加でき途中でグラデーションの色や濃さを変化させる事ができます。ポイントを削除するにはポイントを下の方にドラッグして引っ張ると消えます。
図形の一部を希望の形でぼかすには、図形に中にぼかしたい図形を描き、選択ツールで選択し、薄めたい色に塗り、メニューの「効果」「ぼかし」「ぼかし(ガウス)」をクリックして半径を指定します。

1つの図形から、もう1つの図形に色と形を徐々に近づけていくように図形を作成していくには「ツールパネル」の「ブレンドツール」を選択して2つの図形を順番にクリックします。何段階で変化していくかの設定は「ツールパネル」の「ブレンドツール」をダブルクリックしてステップ数を指定します。
ブレンドツールで出来た図形を個別に使いたい場合は、選択ツールで選択し、「メニュー」の「オブジェクト」「ブレンド」「拡張」をクリックして、その後、「メニュー」の「オブジェクト」「グループの解除」をクリックします。
文字などに影をつくり立体化するには、元図のコピーを「背面へペースト」してペーストした図を「塗り:白」に設定して縮小して少しずらします。両方の図を選択ツールで選択し「オブジェクト」ブレンド」「作成」をクリックします。元になる図形の色を変えるには、「前面へペースト」して塗りの色を変えると良いです。
図形に影をつけるのは選択ツールで選択し、「メニュー」の「効果」「スタイライズ」「ドロップシャドウ」をクリックしても出来ます。

同じ図形を角度を変えたり大きさを変えて散りばめるには、シンボル機能を使います。シンボルパネルが表示してない場合は表示して、基本になる図形を選択ツールで選択し、シンボルパネルの新規シンボルボタンをクリックして図形を登録します。ツールの「シンボルスプレー」をクリックして、配置したい場所にクリックしながらドラッグするとドラッグした軌跡に散布できます。ツールの「シンボルスピン」をクリックして、クリックしながらドラッグすると、ドラッグした軌跡の図形の角度がいろいろ帰れます。ツールの「シンボルリサイズ」をクリックして、図形の上でクリックすると、クリックしている時間に応じて図形の大きさが大きくなります。小さくするにはAltキーを押しながら図形の上でクリックすると、クリックしている時間に応じて図形の大きさが小さくなります。「シンボルシフト」をクリックして図形の上でクリックしてドラッグすると図形を移動する事ができます。「シンボルシフト」をクリックしてShiftキーを押しながら図形の上でクリックすると前面に移動でき。Altキーを押しながら図形の上でクリックすると背面に移動できます。

図形の中をくりぬくには、原図形と、くりぬく図形を重ね合わせ、くりぬく図形を選択ツールで選択し、メニューの「オブジェクト」の「パス」の「背面のオブジェクトを分割する」をクリックすると図形が分割されるので、不必要な部分を削除します。
同じく重なっている部分をくりぬくには、2つの図形を選択ツールで選択し、メニューの「オブジェクト」の「複合パス」の「作成」をクリックするとできます。

図形を合体したり、交差している部分だけ取り出したり、一部だけくりぬいたり、分割したりする時にはパスファインダを使います。パスファインダパネル表示してない場合はウンドウメニューで表示して、選択ツールで原図形と操作図形の両方を選択しパスファインダパネルの希望のボタンをクリックします。
パスファインダパネルの形状の機能はクリックした時点で処理ができますが、パスファインダの機能はクリック後にグループ解除して初めて処理が完了します。

線を矢印にするには選択ツールで選択し、「メニュー」の「効果」「スタイライズ」「矢印にする」をクリックします。

元の図形にと同じ場所に、ひとまわり小さい図形を描くには、図形を選択ツールで選択し、「メニュー」「オブジェクト」「パス」「バスのオフセット」をクリックして数値を入力するとできます。

図形を左右反転したい場合は、図形を選択ツールで選択し。「ツール」の「リフレクトツール(回転ツールのところにある)」をクリックしてALTキーを押しながら中心軸をクリックします。クリックした地点が垂直軸か水平軸かの入力を求められますので、左右反転の場合は垂直、上下反転の場合は水平を選択すると反転が完了します。

文字の詳しい設定をする場合は、「ウインドウ」「文字」「文字設定」で文字パネルを表示してオプションを表示させる。

文字について図形を避けてテキストを配置するには、Illustrator10ではテキストの回り込みがうまく動作しないので、文字を入れるエリアの図形を製作して、「ツール」の「文字ツール」の「エリア内文字ツール」で文字を入れるエリアの図形の一部をクリックして、文字を入力するとエリア内に文字が挿入できます。

文字を曲線状に配置するには、曲線を描いて、曲線を選択ツールで選択し、「ツール」の「文字ツール」の「パス上文字ツール」をクリックして、曲線の文字を入れる地点をクリックします。その状態で文字を入力するとできます。

道路の交差点の不要な線を消す場合は新しいレイヤーに道路をコピー&ペーストして、元の道路の線を無色にする。線を無色にした図面のレイヤーは上位に設定します。

道路は線で描いて希望の太さに指定します。選択ツールで選択し、「オブジェクト」「パス」「バスのアウトライン」をクリックする。パスファインダーパネルの形状モードの合体ボタンをクリックして、ツールパネルで外枠の色の設定をすると道路が完成します。「バスのアウトライン」を設定すると元に戻せないので、線だけの図面は別ファイルで保存しておくと良いです。

トンネルや地下鉄を描く場合は、該当の道路を選択ツールで選択し、コピー&全面へペーストします。はさみツールでトンネルや地下鉄の始点をと終点を切断して、トンネルや地下鉄の部分を削除します。切断して背面が見える地点を選択ツールで選択し、メニューバーから「オブジェクト」「パス」「パスのアウトライン」をクリックします。線を破線に、塗りを白色にすると出来上がりです。

線路は選択ツールで線を選択し、塗りは無色、10ピクセルの線路を作る場合は線種で線幅を8ピクセルに設定し線端の形状を選択、破線にチェックを入れ破線の間隔を設定する。アピアランスパレットの右端の三角マークをクリックするとメニューが表示されるので新規線を追加を選択、線種を10ピクセルに設定し線の色も設定します。破線のチェックは外します。これで線路ができます。この設定を保存して次回からも使う場合はウインドウのスタイルをチェックしてスタイルパレットを表示して新規スタイルとして登録します。

LEDマクロリングライト VLR-490 を購入しました

2012年3月1日
接写用のデジカメRICOU CX2を購入したのですが、室内で撮る時に影が入ると面白くないので接写用のリングライトを購入しました。
LPL社のLEDマクロリングライト VLR-490で単3電池2本で連続70時間使えるので、通常の使い方だと連続して長時間使うことは無いので相当長い期間使えそうです。

明るさの調整もでき、付属のブラケットを使ってコンパクトデジカメやビデオカメラにも接続できるし、一眼デジカメのレンズ(52mmまたは67mmの径)にも直接接続できます。その他の径のレンズでもオプションのアダプタで対応できるレンズもあります。
値段も1万円ちょっとなので手軽に購入できます。
それなりに嵩張るので外出時に持参するのは難しいのですが、室内で品物や食べ物を撮るには最適な照明だと思います。
購入したままでも、ほとんどのデジカメに取り付けられると思いますが、今回購入したCX2の場合は三脚取り付け部のネジの位置の関係で、普通に取り付けるとLEDマクロリングライトVLR-490のONOFFスイッチがブラケットに隠れてスイッチを入れたり消したりするのがちょっとしにくいです。

そういう訳で工作してブラケットのマクロリングライト取り付け部ににネジ穴を増設しました。ドリルで5.2mmの穴を開けてM6のタップでネジを切ったのですがピッチが合わないのか途中までしかネジが入らないので、同じ種類のネジを無理やりネジリこんだところ、ちょうど良いネジ穴になりました。

実際に取り付けてみたら、スイッチのONOFFもしやすくて良い感じです。


2012年3月18日
接写用のリングライトを使えば万能かなと思っていたのですが、表面がつるつるした材質の場合はリングライトの照明が反射して映ってしまいます。