日別アーカイブ: 2009年9月20日

東京スイーツセレクション

めいてつエムザで東京スイーツセレクションという企画をやっていました。俊は夜まで能登に行ってたし,買いたいケーキは今日限定だったので息子に買ってきてもらいました。
銀座みもざ館のとんがりチーズモンブラン494円,成城マルメゾンのプランタン(フルーツ入りのロールケーキ)451円,目黒ベルアメールのショコラミルクレープ441円を2個ずつ買ってきて5人でわけて食べました。3軒のお店のケーキを購入したので3個の箱になってしまいました。バスで3個のケーキを持って帰るのは照れくさかったと思います。
成城マルメゾンのプランタンは全く美味しくは無かったです。よくこんなケーキをセレクションに選んだものだと思いました。
銀座みもざ館のとんがりチーズモンブランは,酸っぱめでしたが特にどうといういう事の無いケーキでした。
目黒ベルアメールのショコラミルクレープは美味しいケーキでしたが特筆するほどのものではありませんでした。
めいてつエムザは自分で味見して企画した東京スイーツセレクションだったのか,大いに疑問に感じます。
こんなケーキを食べるなら金沢のケーキ屋のケーキを食べたほうが断然有意義です。
こういうような企画しかできないからめいてつエムザはダメなんですよね。
北海道物産のフェアをやっても,出品物は魅力に欠けるし
やっぱり企画物は香林坊大和のほうが一枚上手です。
tokyosweet

アクアパーク シ・オン

小木キリコ祭りと中島お熊甲祭りを車中泊で見終わった後に志賀町の日帰り温泉アクアパーク シ・オンに寄りました。
アクアパーク シ・オンは日帰り温泉と温水プールがあり,お風呂は450円,温水プールは500円でした。アクアパーク シ・オンの営業は10:00~23:00になっていました。火曜日が休館です。
館内に入ると靴をロッカーに入れて,自動発券機で入湯券を購入します。受付で入湯券と靴のロッカーキーを渡し,脱衣場のロッカーキーを受け取ります。
アクアパーク シ・オンの浴場には,普通の大きな浴槽の他に,ジェット湯,泡風呂,サウナ,水風呂,露天の五右衛門風呂,露天の普通の風呂がありました。浴場にはシャンプーリンスとボディソープが設置されています。ドライヤーも無料で使えて,櫛は殺菌済みのものが用意されて,飲用の冷水機もあります。
ロビーには瓶のコーラ100円などが販売されていました。休憩室や休憩のロビーもあり,ゆっくりとくつろげます。
アクアパーク シ・オンでは貸しバスタオル100円,売タオル150円,歯ブラシ100円なども用意されていますので手ぶらで行っても入浴できます。
男女のお風呂が週代わりで入れ替えになりますので1つの施設で2種類のお風呂を楽しめます。
アクアパーク シ・オンは気持ちがよく,とても良い施設でした。満足しました。

アクアパーク シ・オン

アクアパーク シ・オンの場所はこちら   石川県羽咋郡志賀町末吉新保向22-1

中島のお熊甲祭に行ってきた

前日,小木袖ギリコ祭りに行って車中泊をして5時に目が覚めました。ちょっと寝不足気味だったので実際に5:30に小木漁港の堤防の駐車場を出発しました。道の駅桜の峠で朝の準備をすませて中島町に入ったのは7:10でした。
中島のお熊甲祭では瀬嵐地区で早朝に神輿を船に乗せて移動するというのを聞いていたので,周辺を探したのですが見つからず能登中島大橋に自動車を停めている人に7:20に聞いたら,舟が着くのは能登中島大橋のところで,すでに神輿は上がったようだということでした。朝に,もたもたしていたのが災いしたようです。
気を取り直して駐車場を探しに向いました。中島市庁舎の前は,空いていましたが,もっと近くに停車しようということで街中に入りました。でもすでに神輿やキリコが移動していていましたので,奥に行くのは断念しました。8:00にはお熊甲祭の会場近くは通行止めになりますので街中を通って駐車場へ向うというのは無理のようです。
7:35に熊木公民館の臨時駐車場に駐車しました。この時間はまだ駐車場は空いていたのですが,お熊甲祭りが続いてくるとすぐに駐車場は満車になり,それどころかこの周辺の道路の片側は駐車車両がずらっと並び,交通渋滞を引き起こします。帰りに通ったら関西や関東,四国などのナンバーの自動車が並んでいました。
熊木公民館の駐車場は熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)からもお旅所からも近いので国道249から行く場合は最適です。
能登有料道路からだと横田ICで降りて祭り会館で駐車することになりますが駐車できる数は限られます。
当日はシャトルバスも出ています。のと鉄道中島駅にもシャトルバス停留場がありますので,のと鉄道能登線を利用するのも良いです。

8:05に熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)に行きました。途中,熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)へ向う猿田彦,太鼓,枠旗の行列が続いていました。
okumakabuto1okumakabuto2
熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)の周辺では露店がたくさん出てました。熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)の拝殿に向って左側が階段状になっていて観覧席になっていました。地元の人達がたくさん座って待っていたので俊も高めの場所に座りました。後から知りましたが,前のほうの低いところは枠旗が入場した後の待機所になりますので移動させられます。
ほどなく最初の一行が,猿田彦,太鼓,枠旗の順で入宮します。猿田彦は1人の場合もあるし3人の場合もあります。太鼓は2台で神輿が1台,枠旗は1台か2台で1組になっています。猿田彦は奇妙な踊りをしながら入ってきて,猿田彦,太鼓,神輿,枠旗の順序で拝殿で御祓いをして拝殿の後ろに回って,神輿は拝殿の横に,枠旗は境内の所定の場所に待機して,後の一行の入場を待ちます。猿田彦と太鼓は熊甲神社から一時出て再入場に備えます。
行列の移動では車輪を利用して引っ張って移動していたのですが,神社の境内に入ると枠旗も担いで移動します。
okumakabuto3okumakabuto4
okumakabuto5okumakabuto6
11:30頃に最後の一行が熊甲神社に入るころになると,今度は熊甲神社から出て本部テント近くに待機していた猿田彦が行列になって踊りながら行進します。猿田彦が行列は熊甲神社にも入場しますが,熊甲神社の外のほうが間近に見られますし落ち着いて見られます。猿田彦の行列が終わると今度は太鼓の行列が続きます。
12:20にすべての行列が熊甲神社(久麻加夫都阿良加志比古神社)に入宮しました。
okumakabuto7okumakabuto8
12:40に先回りしてお旅所に行きました。お旅所ではお熊甲祭のクライマックスと言われている島田くずし(枠旗を倒す)が行われるので一番人気の在るスポットです。お旅所は加茂橋近くが入口で中村酒店前の広場にあります。お旅所の近くには簡易トイレも設置されています。お旅所付近でも食べ物の露店が出てました。

お旅所で一番の特等席はどこだというと難しいです。全体を見るのに一番良い場所はお旅所に隣接する1段高くなっている(道路と同じ高さ)平地です。ここの角の場所は最適の場所で長年お熊甲祭りをビデオに撮っている人が市場乗りで場所取りをしていました。その横で場所を確保してお旅所での祭りを待ちました。
14:00には行列の先頭がお旅所の入口に到着し14:10に入場し始めました。
15:00には全体の半分の組が入場し終えました。残りの半分は先の半分が演技を終えるの待ちます。
最初にお旅所を一周しいよいよ15:30には枠旗を倒したり,倒したまま移動したりする島田くずしが行われました。島田くずしはお熊甲祭で一番の見所で一番気合が入る場面です。
okumakabuto9okumakabuto10
okumakabuto11okumakabuto12
撮影に確保した場所は,島田くずしも横から見えて良い場所なのですが,枠旗を担ぐ人の顔が見えないのが難点です。まれにお旅所の入口に近い場所でも島田くずしが行われるのですが,ちょっと物足りなさも感じます。
島田くずしは,お旅所横の田んぼに旗を倒すので,田んぼのお旅所に近い場所はどかされます。
お旅所近くの道路は早くからシートや折り畳みの椅子で場所取りが行われます。島田くずしを見るという目的だけなら中村酒店よりも海寄りの県道23号線の路肩が良いかもしれません。
道路から降りた田んぼの一段高くなっている場所も迫力があって良さそうです。
どちらにせよ,早めに場所を確保して待機するのが良いです。

カメラ愛好家というのは人の迷惑を考えない人が多く,後からのこのこやってきて,人の前に立ちはだかりののはもちろん、祭りの行列に立ちはだかり、人の迷惑も考えずに平気で撮影します。カメラ愛好家が行列の前に間近で立ちはだかると,遠くからは,誰も撮影できなくなりますし,観覧していた地元の人も繭をひそめていました。カメラ愛好家にどういう特権があって,このような行為ができるのか不思議で仕方ありません。多分、マスコミがやってるから自分たちもやって良いのだろうと思っているのでしょうが、マスコミだから良いというものでは無いですが、多くの人に情報を伝えようという報道と、良い写真を撮ってコンクールに出したいという自己満足だけでやるのと根本的に違うと思います。こういう事は厳にやめて欲しいものです。

16:00ごろから,徐々に最初の半分の一行がお旅所を退場し始めます。この後に残りの一行がお旅所に入って同じような演技が続くということでした。
ここで中島のお熊甲祭を後にしました。

あちこちで路上駐車がされていて道路で混乱が起きていましたが,なんとか中島の町を出ることが出来て志賀町に向いました。
志賀町ではアクアパーク シ・オンで温泉に入りました。安くて設備が整っていて、とても良い施設でした。
その後国道249号線を通って金沢に向かっていると夕日が海に沈みそうで夕焼けが綺麗でした。ここですぐに適当なところで海岸に入ればよかったのですが、展望台がある滝ロードパークが最適だということで、それまで我慢しました。なんとか間に合うと思ったのですが、滝ロードパークに着いたときには、ちょうど夕日が沈んだところでした。
滝ロードパークには海に沈む夕日を見ている人や撮影している人が結構いました。残念!

入ってみたかったラーメン屋で食事してから帰宅しました。

小木袖ギリコ祭りに行ってきた

小木袖ギリコ祭りに行ってきました。
小木袖ギリコは9月の第3土曜日と翌日の日曜日に開催されますが,夜のキリコ巡回は土曜日だけのようです。
14:30に金沢を出発して白尾から有料道路を使い、宇出津の町に入って街の駅ぽっぽ家に寄りました。街の駅ぽっぽ家さんには小木袖ギリコ祭りの駐車場の情報をいただいたりお世話になったし、能登町の代表する物産が揃っているということでお土産を買うのに便利なんです。翌日は早朝に能登町を出ますので、先に買っておこうという作戦です。クーラーボックスに保冷剤を多めに入れて準備万端です。今回は前回買ったイカの塩辛に加えて、いしりに漬けたイカ、いしりのドレッシングを買いました。
小木の町の買い物事情が判らなかったので、夕食と翌日の朝食などの食べ物も宇出津のコンビニで調達しておきました。
小木の町にはコンビニは目に付かなかったのですが、能都町役場小木支所の近くにスーパーが2軒ありました。2軒のスーパーは19時頃までは営業しているようです。

宇出津の町から小木に行くには,ちょっと道がわかりにくいので注意が必要です。宇出津の町を突っ切って宇出津港まで出て海岸沿い(県道35号線)を通ります。小木に入る直前に真脇トンネルがあるのですが,真脇トンネルは狭く通りにくいので大型自動車用の迂回路の標識に従って迂回して姫・小木トンネルを通って,姫・小木トンネルを出た直後に右折し県道35号線に合流します。
県道35号線に入ってすぐに中役所手前のゲートボール場に臨時駐車場の看板がたっていましたが,車中泊を考えると静かなほうが良いということで,当初予定してた小木漁港横まで行きました。能都町役場小木支所の駐車場も利用できるということでしたが,駐車スペース自体が狭く,すでに満車状態で,しかも巡回時の休憩所に使うキリコもあるので駐車しないほうが良いです。
17:10に小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)に着きました。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)は釣りの人も利用する駐車場で広くて静かです。御舟神社からも近いので駐車としては最適です。ただ,19:00を過ぎると市中を自動車で通るのが困難になりますので,ゲートボール場の臨時駐車場を利用するのが良いです。

まだ祭りには早かったので,街中を散歩しました。所々に袖きりこが置かれていました。その他に,あちこちの家の前にミニチュアの袖きりこが置かれていました。このミニチュア袖きりこは子供用のきりこで子ども1人でも移動できるものです。前日には子供キリコパレードが行われるようです。
ogi1ogi2
御舟神社にも行ってきましたが,御舟神社への階段のうちの1つが段差を無くすように三角の断面の木材が置かれていました。地元の人によると,この階段を袖ギリコが上っていくということです。
ogi3ogi4
18:40頃に両方向の路線バスが一緒にバス停に停車しました。このバスに乗ると小木キリコ祭りにちょうど良いのですが路線バスは宇出津発の路線のようです。
19:00を過ぎた頃に1台の袖きりこが動き出したので,ついて行ったのですが,途中でミニチュア袖キリコが行列に加わったりしていました。能都町役場小木支所で休憩をとって,再び町中を巡回して集合場所の九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に向いました。
小木の袖キリコは車輪がついていて担ぐことはありません。
20:00を過ぎた頃から,九十九湾トンネル近くの小木港(バス停前)に袖キリコが集まり始めました。
20:30には9台の袖ギリコが揃いました。このあたりには露店が出店されていました。
ogi5ogi6
20:50から10分弱の短い時間ですが花火があげられました。袖ギリコと花火を一緒に撮ろうと林電機商会の前で撮影してたら林電機商店の奥さんが2階から見ると花火が綺麗だというので,案内してくれました。わざわざ電気を点けて窓を開けさせてくれて、とても親切にしてくれました。帰る時,窓を閉め忘れてしまいました。
ogi7ogi8
21:00に袖ギリコが出発して街中を巡回しはじめました。途中結構狭い道も通ったりします。途中並んで行進していた袖キリコが前後に動きながら前後の袖キリコと間隔をつめたり離れたりします。以前はこの時にぶつかりあっていたのですが,事故があって今はぶつかるのは禁止されたそうです。でも実際はぶつかる場面に遭遇しました。
ogi9ogi10
ogi11ogi12
21:50に三矢の共栄無線前(小木港)で9台の袖ギリコが揃って休憩しました。
しばらく休憩して再び街中を巡回し,22:35に東町の釣谷接骨院前(本小木港)に9台の袖ギリコが揃い休憩になりました。
最初の袖ギリコが東町の釣谷接骨院前(本小木港)に到着した時点で御舟神社への上り階段のところに向いました。まだ人が少なかったのですが,階段に面している東町集会場の庭にはキリコを引き揚げるところを見ようと若者達が待機してました。この場所は確かに一等地なのですが,部外者が入り込むのは気が引けます。
階段の上り終えたところが,ちょっと広い空間になっていて,そこで三脚を立てました。警察の人が通った時に,この場所は大丈夫か聞いたところ,そこなら大丈夫ということなので安心して待機しました。結果的にこの場所はキリコから適度に離れていて,なおかつ安全で最適の場所でした。階段がカーブしているので袖キリコは階段の下部では右側を、階段の上部では左側を通るのです。
袖キリコが上るころにはカメラマンがずらっと並びましたが最初にこの場所を確保した俊は一番の特等席で見ることが出来ました。東町集会場の庭は見るには良いですがキリコが東町集会場の庭側を通るので近すぎますし上からしか見えませんので撮影には向きません。階段の途中に浜本さんという家があって,その前にも少しスペースがあるので見学や撮影には良いのですが,家の方も見学に出られますので,部外者が見学するのは難しいかもしれません。
23:20から御舟神社への階段を上り始め,24:50にすべてのキリコが上がり終えました。袖ギリコを階段で引き上げるのは上からロープで引っ張って、もちろんキリコ自体も少し浮かせ気味で押し上げます。袖ぎりこが階段を上がり終えると拍手がわきます。
ogi13ogi14
階段は狭くてカーブがありますので袖ギリコを引き揚げるのは,かなり大変です。以前は三角の断面の木材を使ってなくて担いで引き揚げたということなので大変な事です。
ちなみに以前は,袖キリコを船に乗せて移動する場面もあったそうですが船が小さくなったりして現在は行ってないようです。
階段を上り終えたキリコは御舟神社横の道路に揃って待機してました。御舟神社から下の道路に並ぶキリコを見るのもなかなか見ごたえがあります。
ogi15ogi16
御舟神社に上った袖キリコは,再び階段をおりて各町に帰るということですが,翌朝早くに中島のお熊甲祭りに行く予定があったので駐車場に戻りました。
駐車場へ戻って,それほど時間がたたなくて太鼓や鐘の音が聞こえてきたので,それほど休憩時間は長くなく,戻るのは大変ではなかったようです。もうちょっと御舟神社にいても良かったと後悔しました。
最近,随分涼しくなってきたので,厚めの長袖のシャツと薄いジャケットでちょうど良かったです。
小木漁協に隣接する能登海洋深層水施設横の駐車場(堤防の近くの空き地)でシュラフにくるまって車中泊をしました。