月別アーカイブ: 2009年7月

あばれ祭の近辺の観光について

あばれ祭のクライマックスは初日,2日目ともに夜になります。あばれ祭を両日楽しむ場合は,日中の時間の過ごし方を考えておく必要があります。
輪島の朝市や千枚田曽々木海岸九十九湾恋路海岸見附島の観光を楽しむというのが一般的です。
日帰り湯を楽しもうということでしたら,   
   国民宿舎能登やなぎだ荘    400円 7:30~21:00
   縄文真脇温泉浴場        450円 10:00~22:00
   能登七見健康福祉の郷なごみ 450円 10:00~22:00
などがあります。
季節の花を楽しむということでしたら,平等寺のアジサイ柳田植物園のハナショウブが、ちょうど見頃になっています。平等寺のアジサイはお奨めです。

あばれ祭のツアーについて

あばれ祭でクライマックスの場面を見るために待機している時に,観光客の人と話していたのですが,奈良県や姫路から,あばれ祭見学を組み込んだツアーに参加したとのことですが,宿泊はいずれも志賀町の能登ロイヤルホテルで9時30分前後に宇出津を出発しないといけない予定になっていました。つまり,あばれ祭のクライマックスを見ずして宇出津を去らないといけないということです。
こんなツアーを開催して,あばれ祭の評判を落とすような事にならないか心配です。
ツアーを利用して,あばれ祭を見に来ることは絶対にお奨めしません。

あばれ祭の宿泊について

宇出津には宿泊施設は少ないです。しかもあばれ祭の期間は,住民総出であばれ祭に参加しますし,民宿は地元の仕出し注文に追われて,観光客のお世話どころでないというのが現状のようです。

営業している民宿も1年前から予約でいっぱいで,宇出津で宿を確保することは不可能と考えておいたほうが良いです。
あばれ祭の見学を組み込んだツアーとかは1時間程度離れた志賀町の能登ロイヤルホテルに宿泊してるくらいです。
しかも,あばれ祭を見学してからだと1日目の金曜日は11時過ぎまで,2日目の土曜日だと夜中2時頃まで祭りのクライマックスが続きますので,それを過ぎてから宿に入ってチェックインで夕食も食べないということになると受け入れてくれる宿泊施設は極めて少ないと思われます。

結局,観光であばれ祭を堪能できる方法は車中泊しかないということです。
元々,あばれ祭の見学を楽しめる事ができたのは,宇出津へ移動時間が少なく行ける所に住んでいる人や、宇出津に住んでいる人の知人や親戚など宇出津に住んでいる人の家に泊まれる人ぐらいだったのだと思います。

あばれ祭の食事について

あばれ祭が行われる宇出津には,元々食事ができるところが少ないのですが,あばれ祭の時は町をあげて祭りに参加したり,地元の人たちからの仕出しの注文に追われていたりして,食堂は通常業務をしていないと考えておいたほうが無難です。

通常営業しているのは8番ラーメンぐらいだと思います。その他はお祭りの露天ぐらいです。

しかも能登空港から宇出津周辺の地域の道路沿いには飲食店は皆無と言っても良いくらいです。

つまり,宇出津以外から入ってくる時には,予め食料を買っておいたほうが良いということです。とはいえ,宇出津の周辺に食料を買えるお店は少ないです。あばれ祭期間中に自動車が通れるところにあるコンビニエンスストアは能登町では県道57号線天坂西交差点のサークルKだけです。

あとは臨時駐車場近くにあるショッピングセンター「アルプ」にスーパーマーケットどんたくがあります。アルプの営業は20:00までです。

自動車では行けませんが市街地には,かくだストアというスーパーマーケットもあります。あばれ祭のためにお寿司などがたくさん売られています。

街の駅 ぽっぽ家(宇出津)

あばれ祭を見に能登町まで来たのですから、以前食べて美味しかった小木漁業協同組合のイカの塩辛を買って帰ろうと、宇出津市内のスーパーなどを周ったのですが見つからず、宇出津観光協会がやっている「街の駅 宇出津ぽっぽ家」に行けば売っていなくても情報は得られると思い行ってみました。

街の駅 宇出津ぽっぽ家は旧のと鉄道宇出津駅舎の一部を利用したお店で、結構小さいお店でした。旧駅舎といっても鉄道が無くなった今となっては、自動車が通る幹線沿いにあるわけでもなく、街の駅 宇出津ぽっぽ家が目的でも無ければ目に付くこともない場所にあります。バスターミナルのある場所でもありますので路線バスを利用する場合には便利な場所です。

あばれ祭の当日でお祭が一段落した時間であるにも関わらずお客は誰もいませんでした。冷凍の海産物のブースもカバーがかけられている状態で、中に何があるのかなと覗き込んでいると、ゴメンゴメンと言って開けてくれました。

中を見ると、小木漁業協同組合が作ったイカの塩辛は無かったのですが、小木漁港の会社の作ったイカの塩辛がありました。このイカの塩辛は旧能都町(宇出津)では、「街の駅 宇出津ぽっぽ家」でしか販売していなく、宇出津に住んでいる地元の人たちも買いに来るそうです。
他にもいろいろ見て周ったのですが、ブルーベリー製品や、お酒や、干物や、いしり、塩田の塩、海洋深層水製品、水海産加工物などが置いてありました。品数は少ないのですが、能登町(旧能都町、旧内浦町、旧柳田村)の選りすぐったお土産品が揃っていて、本来そのお店に行かないと買えない能登町を代表するお土産品が揃っていました。


イカの塩辛「潮」200g500円をあるだけ(3個)と、下調べしたところ良い評判のブルーウエーブのイカの半干し500円を買いました。
イカの塩辛は美味しかったし,イカの半干しも柔らかくて肉厚で美味しかったです。但し過度の期待は禁物です。
イカの塩辛「潮」ブルーウエーブのイカの半干し
街の駅 ぽっぽ家は,能登町の良い物をお土産に買って帰りたいという時には最適のお店だと思います。街の駅 ぽっぽ家のお店の人は気さくで親切にいろいろ教えてくれました。

2009年9月19日
小木袖ギリコ祭りに行くにあたって能登町に問い合わせをしましたが返事をもらえずに,能登町の観光協会に問い合わせしたら,街の駅ぽっぽ家さんから返事をいただきました。そういう事もあって,小木袖ギリコ祭りに行く前に街の駅ぽっぽ家さんに寄りました。翌日は早朝に能登町を出てしまうので、先にお土産を買っておこうという事でした。そういうこともあってクーラーボックスに保冷剤を多めに入れて準備しておきました。今回は前回買ったイカの塩辛に加えて、いしりに漬けたイカ、いしりのドレッシングを買いました。
いしりのドレシングは出口が狭く大根おろしがひっかかって出難いし,味も塩っぱいです。特に魅力の無いドレッシングでした。
いしりに漬けたイカは内臓は取り除いてあり焼いて食べるとほのかに甘くて美味しいです。但し過度な期待は禁物です。


閉店しました

街の駅 宇出津ぽっぽ家の場所はこちら   石川県鳳珠郡能登町宇出津ト53